成年後見制度と不動産売買

京都不動産コンサルタントのブログ

成年後見制度の利用というと、
一般的にはどうしても身寄りのない高齢者のイメージが
あるかもしれません。

しかし、同居非同居を問わず何時の間にか
ご両親の痴呆症が進んだ、
という話も見聞きします。

通常は相続人さんの話合いで
財産処分や被相続人（本人）さんの扱いを決めていくのでしょうが、
いつもそう簡単にまとまるものでもありません。

グループホーム等福祉施設に入居してもらう、
いや自宅で介護する等の意見が分かれるケースも
多々あるように聞きます。

このような事情の場合は被相続人（本人）さんの
財産特に金額の大きい不動産の処分は時間がかかったり
しばらく凍結ということにもなり兼ねません。

そこで、事前の処置として後見人を選定しておくというケースも
増えてきているということです。

争いの前にご自分の身の振り方を考えるということでしょうね。
しかし、よりベターな処置としては
遺言書の作成ということでしょうか。

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