京都不動産コンサルタントのブログ

新築マンションが前年度までの供給不足もあり
今年度は契約率も久しぶりに好調の目安である
70%を超えているようですね。

マンションの購入の安易さの三つの代表は、
一つには長期返済できること、
二つ目は自己資金なしの100%融資可能なこと、
そして今だけ?の優遇税制、
ということにあります。

頭金なしの最長50年返済かつ
不動産にまつわる各種税金が減免されるという。

しかも住宅ローン金利が変動金利なるも
限りなくゼロに近い、
となれば長期的視野で見る人には
願ってもない条件ですね。

しかし短期的な視点の方には
引越し時の債務残高を考えればそう安々とお勧めできませんね。

住宅であれば、
不動産という箱物を考えるとともに
家庭の拠り所という価値観(ライフスタイル)・ロット(ライフサイクル)
の考え方が優先します。

長期短期考え方はいろいろですが、
今住宅を必要とする長めの視点の方には
今は購入の好機なのですね。

どうも、
その考え方が中古住宅の流通にも来ているようで、
又それを金融機関も好く見ています。
貸出姿勢を積極化しそうな勢いです。

要は日銀の35兆円のフリーローン
少しずつでも市中に回ってきた、
金融機関もリテールに本腰を入れてきた
ということなのでしょうか・・・

減速して生きる―ダウンシフターズ/高坂 勝

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