京都不動産コンサルタントのブログ

やはり築100年ともなると何が出るか
わかりません。

今度は隣家の引き込み電線が
軒下、破風の中から出て来るという事態に。

本来隣家に一番近い電柱から引き込みするべき電線が
当の100年町家を通り反対側の電柱へと
繋がっています。

ことの経緯は今となっては知る由もなく、
分かっていれば隣家も放っておけないところ。

しかし、隣家も然る者、
まさか邪魔な電線とはいえ
切断まではできまいと踏んだか、
遣り換え工事代金の折半を提示してきた。

客観的な目で見て、
事柄をどう推測しても隣家の責任の範疇であることは
間違いないこと。

理不尽な言い分であるも
オーナーさんとの打ち合わせの結果、
相手が高齢であること、
隣家のライフラインを勝手に切断できない(笑)
ということでしばらくペンディング。

これで隣家も越境の認識だけは持ったことでしょう。

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