京都不動産コンサルタントのブログ

A安いのは人気がないということ、ですね。

市街化調整区域は、
概ね10年は市街化を”調整”されています。
というのは市街化区域と市街化調整区域線の線引きの見直しが
10年毎になっているからです。

調整区域は基本的に建築物が建てられないこともあり、
主に資材置き場としての用途しか考えられません。

汎用性がないぶん安い価格設定なのでしょう。
そういう意味ではお安く購入したとして、
将来の売却時の問題は何といっても、
上記の通り建築規制があり人気がない→安い→売れにくい、
ということです。

事業用で検討ということであれば、
費用対効果を充分考えて決断下さい。

ただ、近くまで市街化の波が来ているとすれば、
先行投資的な購入も考えられます。

また、「沿道サービス業」商業用建築物として
建築可能な地域なのかもしれませんので、
これは不動産業者や市町村の建築課窓口で
確認してください。

市街化の計画的制御 (市町村の都市計画 2) (市町村の都市計画)/日笠 端

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