こうべからたれるよだれ | ツンデレさんのブログ

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べ、べつにあんたなんかに読んでほしいとか、思っていないんだからねっ!よみたい?んじゃあ、勝手に読めばいいじゃないの!し、しらないんだからっ!

 

どうも、ツンデレです。長文につき、携帯では見ないことをお勧めします。

昨日6月25日は神戸で豊崎愛生ファーストコンサートツアー「love your live」の最終公演が神戸にある神戸国際会館こくさいホールで行われました。こんなこというと怒られてしまいますが、私は正直1度でも見れればいいかなぁーと思っていまして、近い東京中野の公演に行ければよかったんです。しかし、先行のときに取れず、失望していた最中、お誘いを受けたので東京から神戸まで遠征して見に行ったわけです。せっかくの機会だから行ってきました。神戸での行動については後日まとめたいと思います。

セットリストに関しては詳しく書かれている方が多いと思うんで、それを見ていただければと思います。ここでは自分で思ったことなど素直に書きたいと思います。

※愛生ちゃんの口から発表されましたが、この公演の模様は映像化される予定です。

会場に入って思ったのは、ステージが「森」になっていたということ。ここまでやるかという気持ちでした。このような設定からどう愛生ちゃんが見せて(魅せて)いくのか期待を胸に開始を待っておりました。

いよいよ開始。アルバムと同じ曲順であっているかな?アンコール含め約2時間。あっという間に終わってしまいました。眠りそうになったけど、そんなときに愛生ちゃんから「起きなよ」って強いけど優しく起こしてくれましたね(あくまで脳内解釈)。

前のMusicRainbow01のときと同じように子供から大人まで楽しめるようなコンサート作りをされておりました。ライブって言ってしまうと、かなり激しいものを想定してしまいますが、その対極にあるようなつくりでした。そう、今回のコンサートは絵本になぞらえて構成されていました。主人公は愛生ちゃん、そして、観客。気づいたら愛生ちゃんワールドに引き込まれていました。とてもいい「お話」でした。コンサートなんですが、絵本仕立てなんで、こういったほうがいいのかなと思います。絵本=何度も読みたい=何度もコンサート見たい、って流れになるのもすごくわかりました。

そういえば、よくわかっていない上に技術的なことになるんですが、座りながら歌うのも、今回が初めてになるのかな?(ギター演奏除く)意外と座りながら歌うのは難しいんですよ。これは愛生ちゃんが一番身にしみて感じていることだと思います。愛生ちゃんは半年前のMusicRaibow01よりも大人になり更にいい形に仕上げることができるようになりました。

アルバムもこだわりとこだわりがぶつかってできた、渾身の一作ですが、この公演も渾身の一作になったっと思っております。そんな中から気になった曲をいくつか取り上げてみます。

いきなりアンコールの曲ですが、Charaさんの「やさしい気持ち」をカバーしてましたね。自分の中でCharaさんといえばこの曲なんですが、まさか愛生ちゃんがカバーするとは思ってもみなかったです。この曲、真面目な話で歌うのが難しいんだけど、愛生ちゃんが、Charaさんの歌にこめる魂を取り込んで歌っておりました。このときは本気で目を凝らして聞き入っていました。改めて、愛生ちゃんと1歳違いなんだなぁーと実感。

愛生ちゃんの曲って、一曲一曲違う愛生ちゃんを魅せてくれるし、違う情景を浮かび上がらせてくれるのですよ。時には激しく動き、時にはじっとして、時には大きく見え、時には小さく見える。これって、一般のアーティストではなかなかやれないものなんですよね。アルバムを買って聞いたときから思っていたんだけど、「このアルバムってある意味音楽業界に一石を投じるものなのではないか?」大げさかもしれませんが、それが一番感じていることなんです。ライブで確信に変わりましたが。

歌でメッセージを伝えるというのはよく言われていますが、歌で感情・喜怒哀楽をもっと自然に感じさせるということまではやれない・やらない歌手もいるのではないでしょうか。そういった点では、歌うということの原点に立てたというので価値が高いんじゃないかな。だから、このコンサートは愛生ちゃんにとっての「はじまりの1ページ」なのかもしれません。その1ページにいられること、幸せに感じます。

あとは最後の最後に「春風 SHUN PU」を合唱しましたね。すいません、目から汗が出てました…ってこういうことを言うんだというのを体感しました。気づいたらないてました。感極まってサーっと目から汗、いや、涙が出るのですよ。なんだかいい終わり方したなぁーと思ってしまいました。

涙といえば、「君にありがとう」は本当にいい曲すぎて…泣ける。ってか、アルバムやコンサートの曲順的にも「君にありがとう」から「love your life」だから個人的には涙腺崩壊レベル。ステージのスクリーンの絵がさらに涙を誘うわけですよ。この曲のできた背景もせつないストーリーがあるのですが、それを思い出したら泣かずにはいられなかったです。

ここまで待った甲斐がありました。本当にありがとうございました。心の片隅にあったつっかかっていた何かがすっきりと消えた感じがします。ありがとうを伝える、そんなコンサートだったわけですが、そのありがとうって気持ちが観客と愛生ちゃんとの間で増幅されて心温まるひとときをすごせました。

あ、タイトルなんですが、

  • こうべ→「神戸」と「頭」
  • よだれ→「よだれむし」とよだれって体から垂れるものだから「涙」
をかけたんですが、どうでしょうか?