神戸市立王子動物園(同市灘区)は28日、飼育中の特別天然記念物、ニホンカモシカの「アキコ2号」(雌)が23日に死んだと発表した。29歳11カ月だった。種の保存を目的に世界の動物園が管理する「国際血統登録」では、世界最高齢だったという。

1983年6月に同園で生まれ、13頭を出産。今月半ばから元気がなく、飼育員が23日、倒れているところを発見、死んでいることが確認された。死因は調査中。同園は「ストレスが少ない環境が良くて長生きできたのだろう。あと17日で30歳だったので残念」と話している。

ニホンカモシカはウシ科で本州や四国、九州に生息。多くは12歳ごろまでに死ぬとされる。同園には残り3頭が飼育されている。