中国は急速に経済発展が進んだため、生活ごみの処置が全く追いつかないそうです。
とあるデータによれば、2002年の世界のゴミの量は年間4.9億トンだったのに対し、
中国の都市から出る量は1.3億トン。
なんと世界の1/4以上を中国のゴミが占めているというから何とも恐ろしい話です。
さらに中国の都市ゴミは年間10%のペースで増えており、2010年には約2倍の2.5憶トン
になるそうです。
ゴミが増え続けているのは、この国で分別が全く進んでいないことも影響しています。
未だに、家庭から出すときは、燃えるゴミと燃えないゴミに分けるだけ。
多くの人がそれすらも分別せずに捨てていて、生ゴミも乾電池も何でも一緒くたです。
これらのゴミは一か所に集められて、一部の資源ゴミと肥料ゴミを分けた後、ほとんどが
埋め立て処理されています。
だだっ広い国ですので、埋め立てする土地は余っているのでしょうけど、地球環境のため
にも早く手を打たないと、土壌がドンドン汚染されてしまいます。
また実際には、埋め立てすら間に合わず、放置されているゴミも沢山あるのです。
さて、分別をなかなか守れない中国人民の皆さんですが、一方でゴミの中に含まれている
資源を集めて生活している人たちを街中でよく見かけます。
今日は午後から少し暇でしたので、近所を散歩していくつか写真を撮ってみました。
これが運搬によく使われる回収車です。
壊れたタイヤを修理しているところです。後ろのおじさんも回収員ですが暇そうです。
段ボール、発泡スチロール、プラスチックなどを積んでいます。
今にもこぼれそう。
積んでいるのは布団でしょうか。
同じくこぼれそうなくらい積んでいて大変そうです。
(写真を撮るのに夢中で、おばちゃんに睨まれてしまいました)
人件費の安いこの国では、ある意味、人的リサイクルシステムのようなものが経済的に
成り立っています。
しかし、こういう人たちはゴミ集めしか生活の手段がないだけであり、経済的には貧困層と
言えるでしょう。
中国の皆さんは、経済発展の裏にこういう人たちが沢山いることを忘れてはいけませんし、
そろそろ環境のことも真剣に考えて欲しいと思います。
おまけ。
公園の花を勝手に取って商売している人(笑)







