大会で聞いたとっても良い話① | 極真・柴田の「言いたいことは言う、ブログ!」

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でも、気を使って言いたいことなんか言ってませんけど…

2023年12月3日(日)
今日は第12回の富山県カラテ交流大会でした

30年の付き合いがある富山の小井師範(小井道場)が主催でした





福井からは、なんと9人の審判員がお手伝いに馳せ参じました。

選手も15人ほど出場しました。


さて、最近は、ブログを更新するよりも、FacebookやInstagramで発信してることが多いのですが、久しぶりに良い話だなと思うことがあったので、あえてブログに記しておきます


福井に来て、3年以上が経過して、当初こそコロナがあって思うように、黒帯のメンバーと接触することができなかったですが、ここ最近は大会に行くのもみんなと一緒に行けるようになって、その中でのお話です


小学校1年生で入門して、現在22歳の初段の男子

今は仕事をしながら合間を見て、時々指導をしてくれたり、大会の時は審判としてお手伝いしてくれています


大会があって、話題は「勝ち負けの話」や勝ち負けとは別に「黒帯を取ることの大事さ」などを話していました


その時、彼がこう言いました「うちの親が言ってたんですけど、親があきらめなくてよかった」ってって…


稽古に参加することができず、道場の前で泣いてそのまま帰ったこともあると言っていました


でも、親があきらめないで、また送ってきてくれて、そんなことを繰り返してるうちに気持ちが変わって、中学〜高校と続けて体も出来上がって強くなって、黒帯も取って…

そして今に至ると言う話です


大人になった彼は自分も頑張ったけど、親も頑張ってくれた、それが実感できている、と言うことが素晴らしいなと思いました。


こんな話は、もう20年以上前から静岡でも話してきたし、過去のブログを遡れば同じようなことを何度も何度も書いてきましたけど、なかなかわかっていただける親御さんが少ないんですね。
そこを理解してもらえば強くなるんです。

同じ状況で、世界チャンピオンになった道場生もいましたし… 


諦めずに続ける=取り組むっていうのは、案外稽古に通っている子供より保護者なんですね