人それぞれ体質に違いがあるように、

腸内環境も免疫細胞の働きも、

人によって違いがあります。

 

 

腸内環境を整えて免疫細胞が有効に活動し、

免疫力・自然治癒力を最大限に働かせるには、

健康食品やサプリメントよりも、

昔ながらの日本食がふさわしいと私は考えます。

 

 

味噌や醤油、ぬか漬けなど、

日本人が進化の過程で食してきた発酵食品は、

腸の免疫細胞を活発にする食べ物です。

 

杉樽に仕込んだ黒大豆味噌。

昆布を入れて、定期的に天地返しをしながら

長期熟成させています。

表面に白く浮き出ているのは、うま味成分のアミノ酸です。

 

 

中でも、

味噌は発酵食品であるだけでなく、

微量ミネラルの亜鉛を含んでいるため、

自然治癒力や免疫力に対する効果が期待できます。

 

 

3年以上熟成させた味噌は、
ビフィズス菌・乳酸菌が生きているので、
胃腸にやさしく、しかも、
腸内細菌を活性化させてくれます。

 

 

また、ぬか漬けには、

乳酸菌が多く含まれているので、

腸内細菌の働きを活発にして、

感染症の予防にもなります。

 

 

漬物の乳酸菌は、数種類ありますが、

悪玉菌を殺し、整腸作用をもつ乳酸菌、

ウィルスやガン細胞に対抗するマクロファージや

NK細胞を活性化させる働きがあることから、

病気や感染症対策には有効といえます。

 

 

その他、玄米には、

生命維持に必要なタンパク質や

ミネラルが含まれているので、

玄米を主食にすると

自然治癒力や免疫力の向上がさらに期待できます。

 

梅干と一緒に玄米ご飯を炊くと、玄米の有効な栄養が

体内に吸収されやすくなります。

 

 

副菜については、

肉料理が中心の高タンパクな食事よりも
脂が少ない白身魚や

根菜(大根・人参・ゴボウ・レンコン)が中心の野菜料理、

海藻の味噌汁といった
低タンパク食を心がけることを

私はすすめています。

 

 

自然食研究所では、自然治癒力・免疫力向上や

健康維持を考えた無添加料理の提供と指導をしております。

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

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