痛風は、尿酸が排出されづらくなり、
血液中に増えることで、
関節で結晶化する病気です。
痛風になると、
風が当たるだけでも激痛が走るというくらい、
足の親指の付け根から足首の関節にかけて
赤く腫れて痛みを感じます。
痛風の原因として知られている尿酸は、
動物性タンパク質や
レバーなどに含まれるプリン体が
分解される際に生じる老廃物です。
痛風は、
一週間から10日で症状を感じなくなるのですが、
放っておくと、半年から1年後に
また同じ症状が出てくることがあります。
膝の関節も腫れてしまい、
痛風発作の間隔は短くなっていきます。
この頃になると、関節の腫れだけでなく、
腎臓など内臓の悪化が進み、
内臓障害を引き起こす場合があります。
痛風の治療については、発作が起こったら、
炎症を抑える非ステロイド性抗炎症薬を処方する
対症療法だけなので、
毎日の自然由来の食事で尿酸値を正常に保つことを
私はすすめています。
動物性食品を控える他、
偽のうま味を生み出す味の素を始めとした
化学調味料や食品添加物、
これらが使われたインスタントやレトルトなどの加工食品、
外食、コンビニや市販の弁当・惣菜などの中食にも
気を付けるようにすることも必要です。
自然食研究所では、
生活習慣病改善を目指す
無添加料理の指導をしております。
