今年も、私が好きな山菜の一つ、
山うどの時期がやってきました。
一番手前が山うどです。
うどは、山菜の中でもアクが強く、
独特の苦みがあるので、
苦手意識がある人が多いかもしれません
収穫後に時間が経った山菜は、
アクが回るので苦みも強くなりますが、
採りたてのうちは苦みが少ないので、
私は採ってすぐに調理するようにしています。
うどなどの山菜の苦みの成分は、
ポリフェノールの一種「クロロゲン酸」で、
抗菌、抗酸化作用があります。
また、クロロゲン酸と同じく、
抗酸化物質のフラボノイドも含まれていて、
病気や老化の元になる活性酸素の除去を促す
役目を果たしてくれます。
うどをゆでてからぬか漬けにしておくと、
2週間ほど冷蔵保存できます。
山うどのぬか漬けを添えたブリの炙り寿司と
うにの軍艦巻き。
山うどとペコロス(小玉ねぎ)、
自家製ベーコンをガーリックソテーし、
自家製味噌を塗ったパンに、
レタスと一緒にのせてカナッペ風に。
山うどとベーコンの相性が絶妙で、
パンにもピッタリなのです
早春になると、スーパーでもうどを見かけますが、
抗酸化作用に優れ、
山菜ならではの野性味を味わえるのは、
やはり山で採れたうどです
自然食研究所では、5月下旬まで
食べられる山菜の見分け方や
山菜の調理法をお教えしています。