私は、ホームページやブログを通して、
体調不良の改善や体質改善、
健康維持のため、
毎日の食事に玄米菜食を取り入れることを
すすめています。
しかし、フォロワーさんの中には、
毎日三食玄米菜食だけを食べなければならないと
思っている人もいるかもしれないので、
改めて説明したいと思います。
私は、普段の朝食は玄米菜食で、
動物性食品も豆類も摂らないようにしています。
それ以外は、体調を見ながら、
魚料理や麺料理を食べます。
熊肉のカツレツ
肉料理は、月に1~2回、
ジビエが手に入った時に楽しんでいます。
一日三食を玄米菜食にした方がいいのは、
体調不良が続いている、
既に何らかの病気を患っている、
短期間でダイエットしたい人です。
過剰にタンパク質を摂取する食事が、
病気のリスクを高めている場合もあります。
1972年、アメリカの疫学者
ローランド・L・フィリップス博士は、
「肉を週に1~2回食べる男性は、
全く食べない人よりも
心臓病で亡くなる可能性が44%高く、
3~5回食べる人は60%、
6回以上の人は62%も高い。」と述べています。
2015年には、
カルフォルニア大学のディーン・オーニッシュ教授が
「赤身肉の摂取量を減らせば、
糖尿病や心臓疾患、脳卒中、ガンなどの発症が
減る可能性がある。」と述べています。
ただスタミナがつくから、
体にいいからと、
一部の栄養素だけを誇大に宣伝している
食材や食品をたくさん摂ろうとする考えが
危険ということです。
特定の栄養素を重視した
健康食品やサプリメントの摂取で、
健康になれるのであれば、
医療や介護の問題は減っていくはずなのに、
これらに関連した介護殺人事件が増えている現状に
私は危機感を感じています。