2006年9月に、

野菜細工と切り絵の海外公演のため

オーストラリアを訪問。

 

 

オーストラリアでは、

ゴールドコーストとパース、メルボルンに

2週間ほどキッチン付きのホテルを借りて滞在し、

公演の準備をしながら、

地元のスーパーや市場を視察。

 

 

当時は、将来的に海外で暮らすことを考えていて、

第一候補がオーストラリアだったので、

公演以外にも、現地の情報収集を兼ねての視察でした。

 

 

メルボルンでは、ヴィクトリアマーケット近くの

アパートメントホテルに滞在。

 

 

 

ヴィクトリア・マーケットの構内は、

大型ショッピングセンターと同じくらいの広さで、

肉・魚売り場、ハムやチーズ売り場、パン屋などで

仕入れた食材をアパートメントホテルのキッチンで

料理して試食しました。

 

 

市場構内の店のパンを何種類か買ってみましたが、

お世辞にもおいしいと感じたパンは一つもなく、

ほとんどを廃棄しましたショック

 

 

オーストラリアの市場は、魚の管理が良くないのか、

また、肉は飼育法に問題があるのか、

どの市場も、肉や魚の味がイマイチというのが

正直な感想でした。

 

 

ハムなどの肉の加工品も、

ヨーロッパのハムやソーセージに比べて、

また食べたいと思える商品は無かったです。

 

 

また、魚介類の惣菜コーナーの異常な臭いには

参ってしまった私です。

 

 

オーストラリアは、土壌が痩せているからか、

野菜も果物も味は今一つといった感じでした。

 

 

大根も見かけましたが、当時一本800円もする割には、

スカスカで、野菜細工の実演にだいぶ手間取りましたえーん

 

 

 

玄米や雑穀も売っていましたが、

日本のスーパーで売られているものよりも

はるかに味が劣っていました。

 

海外公演期間中は、現地で玄米や食材を仕入れて、

持参した自家製味噌や醤油、梅干を使って食事を作っています。

 

 

オーストラリアの食材の品質や

料理のレベルが低いのは、

他国の良いところを学ぶ姿勢が足りないのでは…?

 

 

オーストラリアの食材を視察してみて、

私の料理には使いたくないと実感したので、

オーストラリアへの移住は絶対無理と

がっかりしながら帰国しました。