2009年11月、オーストリア・グラーツでの
野菜細工・切り絵・寿司公演のため、
移動中にスイスのバーゼルに立ち寄りました。
スイスでは、バーゼル近郊の町ラインフェルデンに滞在。
川の向こうはドイツです。
この日は、息子も私も時差ボケで、
一日中ボーっとしてました
バーゼルの市庁舎前にあるMarktplatz(マルクトプラッツ)へ
視察に行ってみました。
バーゼル市内に、ローマ時代に焼かれていたパンを
再現したというローマパンが、
老舗のパン屋で今でも売られていると聞き、
早速買ってみました。
表面が粉を吹いたように白くなっているのは、
ライ麦粉をまぶして焼くからだと思います。
このパンの材料は、
皮ごと挽いたライ麦粉がベースで、
雑穀が入っています。色はこげ茶でした。
このパンを食べた時、初めてなのに、
なぜか懐かしい感じがしました。
毎日玄米雑穀ご飯を食べている私だから
感じるのでしょうね
帰国してからは、パンの生地に
ライ麦粉や全粒粉を使ったパンを
試作するようになりました。
現在は、パン用小麦の原種スペルト小麦も使い、
独自のパンを焼いています。
100%小麦粉で焼いた時よりも香りや風味が強く、
噛むほどに味わいが出てくるといった感じです
4月7日(日)のホリデー無添加料理教室は、
薪で作るパン教室です。1名様から参加できます。