今月7日に函館市の海岸が、

イワシの大量死で埋め尽くされました。

その数なんと1100トン…。

 

HTB北海道ニュースより

 

この海岸では、12日から40人での手作業での回収が

始まっていますが、すべての回収が終わる時期の目途は

立っていないようです。

 

 

このニュースで、

私は昭和三陸地震を思い出しました。

 

昭和三陸地震で被災した岩手県種市村(現・洋野町)

(朝日新聞デジタルより)

 

 

昭和三陸地震は、

昭和8年3月3日の午前2時20分頃に

岩手県釜石市震源のM8.1の大地震です。

 

 

当時は、真夜中だったので、

津波発生で逃げ遅れた人が

たくさんいたとのことでした。

 

 

1970年刊行の

小説家吉村昭の「三陸海岸大津波」には、

前日から井戸水が出なくなった。

大砲を打つような音がした。

海が光った。

前年夏からイワシとマグロが豊漁だったと

記載されていて、別の記録では、

神奈川県沖にまるまると太った

イワシの群れが押し寄せたことが記されています。

 

 

内閣府では、北海道から東北が

甚大が被害を受けると予想される日本海溝地震が

夏の日中に起きた場合の死者数が約14万5千人、

冬の夜中に起きた場合は約20万人。

 

 

南海トラフ地震発生の場合は、

夏の日中に起きた場合は、

東海から九州地域の死者数が約34万人。

冬の夜中に起きた場合の死者数は約42万人と

試算しています。

 

 

極寒の中で地震や津波が発生した場合、

逃げ遅れの危険性やライフラインの寸断による

過酷な避難生活が待ち受けています。

 

 

昨日の朝には、三重県志摩市の漁港で、

サッパと呼ばれる小魚が30~40トン

打ち上げられました。

 

 

私は、近々国内で

大地震や津波が起きるのではないのかと

胸騒ぎがしています。

 

 

地震や津波に対する備えは

充分にできていますか?