最近、指のリハビリを受けに

整形外科に通院しています。

そこで感じているのが、

骨折で通院している高齢者が目立つことです。

 

 

骨折は、今や50代以降の女性では4人に1人、

男性は、70代から急激に増加傾向にあり、

子供の骨折も増えています。

 

健康情報誌「こまど」より

 

厚生労働省の国民基礎生活調査によると、

介護が必要になる原因の一つが転倒・骨折です。

 

 

知っておきたいのは、子供世代の骨折の増加が、

食生活や運動不足によって

骨がもろくなったことによるものであれば、

現代の子供世代が高齢期に入った頃には、

今の高齢世代の人達よりも

骨折する人が多くなる可能性があるということです。

 

 

骨の強度が確立する時期は、

10代から20代の成長期です。

しかし、その時期につくられた骨が

一生体内に残るわけではありません。

 

 

皮膚や爪などの細胞が入れ替わり、

常に新陳代謝を繰り返しているように、

骨も新陳代謝をしています。

 

 

体内で骨の形成に必要なカルシウムとして、

一部は古い骨のカルシウムをリサイクルしていますが、

これだけでは足りないので、毎日の食事で

カルシウムを補う必要があるのです。

 

 

有効にカルシウムを取り入れるために、

無添加の味噌や醤油、自然塩など

基本の調味料から見直すこと、

ミネラルを多く含む海藻類や

根菜類(大根・人参・ゴボウ・レンコン)を

毎日の食事に取り入れることを

私はすすめています。

 

 

他には、カルシウムの吸収を阻害する

砂糖や果物、動物性食品、

味の素を始めとした化学調味料、

着色料・防腐剤などの食品添加物、

これらが使われたインスタント食品等は

骨粗鬆症の元になるので、

摂らないようにすることも必要です。

 

 

 

 

 

 

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