世帯収入が減り、若年層のビール離れが続く中、

缶チューハイやアルコール度数8%以上の

ストロング系缶チューハイの売れ行きが

増加し続けています。

 

 

中でも、サントリー社の缶チューハイ

「-196℃」ブランドの売り上げが、

コロナ禍が始まった2020年4月には

世界記録としてギネスブックに認定されたほど

人気が過熱していました。

 

 

ビールの3分の1の値段で、

スーパーやコンビニで買える手軽さや

口当たりのよさがウケているようです。

 

 

飲料メーカーは、生産する工程で、

調味料や酸味料、香料、人工甘味料などの

食品添加物を加えて、

飲みやすい味にしています。

 

 

しかし、この飲みやすさが、

依存症を招いているのです…。

 

 

アルコール飲料や清涼飲料水、スナック菓子や

安価なアイスクリーム・スイーツなどに

よく使われている人工甘味料には、

コカイン以上ともいわれる中毒性があり、

健康リスクが懸念されています。

 

市販の缶チューハイに記載されている原材料。

 

 

糖類は、とうもろこし等を

酵素により液化・糖化させ、精製したものですが、

遺伝子組み換えのとうもろこしが

使われている場合が多いので要注意です。

 

 

ストロング系缶チューハイには、

健康被害が危ぶまれる人工甘味料

(アセスルファムK、スクラロース)が

よく使われています。

 

このアルコール飲料に使われている

アセスルファムK(カリウム)は、

砂糖の200倍の甘さを持つ危険な人工甘味料です。

 

 

数年前に放送されたNHK「ニュースウォッチ9」では、

500mℓのストロング系缶チューハイに含まれる

アルコールの量は、テキーラの3.75倍に相当し、

ストロング系缶チューハイを飲み過ぎが原因で

アルコール依存症と診断された人もいたと

報じられていました。

 

 

人工甘味料入りのアルコールや清涼飲料水は、

依存症を招くだけでなく、

心臓病や肥満、喘息、腎臓疾患、生殖機能低下、

ガン、脳腫瘍、糖尿病、骨粗しょう症、

免疫力の低下などの

健康被害も引き起こす恐れもあります。

 

 

もしも、安く酔えるからという理由だけで

ストロング系缶チューハイを選ぶよりは、

できるだけ食品添加物の使われていない飲料を

選ぶ方がいいと私は思うのです。

 

 

 

 

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