食品を選ぶ上で

気をつけなければならない食品添加物の一つが、

「安定剤」(増粘多糖類)です。

 

調整豆乳にも安定剤が使用されていることが多いです。

 

 

安定剤(増粘多糖類)は、食品に粘りをつけて、

なめらかな食感にさせるために使われます。

 

冷凍食品やレトルト食品、アイスクリームにも

安定剤は使われています。

 

 

 

安定剤の多くは、海藻やマメ科の植物の種子から

抽出された多糖類で、

毒性が低いといわれていますが、

天然由来といわれている添加物でも

100%安全ではありません。



紅藻から抽出された「カラギーナン」については、

動物実験で潰瘍や下痢、下血、脱毛が

確認されたとの報告があります。

 

写真ACより

 

 

最近は、女性も薄毛の人が目立つようになった気がします。

先日も外出先で電車に乗ったのですが、つり革につかまると、

つい、乗客の頭部の不自然さに目が行ってしまいます。

 

 

安定剤については、

成型するために接着させる目的で使用される安定剤(結着剤)、

食品に粘りやとろみをつける目的で使用される増粘剤

ゼリーなどのゲル化に使用されるゲル化剤など、

使用目的によって表記が異なります。

 

 

安定剤「増粘多糖類」は、ペクチン、カラギーナン、

グァーガム、ローカストビーンガム、タマリンドガム、

キサンタンガム、カードランドといった添加物が

複数使われているにもかかわらず、

これらを一括して「増粘多糖類」と表示されています。

 

 

複数の安定剤の中で、

2種類以上の原料を増粘剤として使用する場合は、

まとめて増粘多糖類と表記できます。

 

 

キサンタンガムについては、

トウモロコシのデンプンを使って、

微生物を培養している場合があるのですが、

遺伝子組み換えのトウモロコシが使われている可能性が

問題となっています。


 

しかし、複数の食品添加物が一括表示されていると、

消費者にすれば判断が難しいので、

その危険性に気づかない人の方が多いのかもしれません。




味の素を始めとした化学調味料や

食品添加物の日常的な摂取が、

身体に悪影響を与えるということは、

少なからず頭髪にも影響を与えています。

 

 

自然ではない食生活が続くことで、

血液の質が悪くなると、

頭部の毛細血管に血液が行き渡らなくなるので、

頭頂部への血流が途絶え、

髪の毛が生えている部分の血管も

次第に消滅してしまうのです・・・。

 

 

現在、薄毛や急激な脱毛で悩んでいる人は、

何気なく口にしている食品の添加物についても

気をつけるべきだと私は思います。

 

 

次回も、安定剤が使われている身近な食品を

紹介したいと思います。

 

 

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