行者ニンニクは、
別名「アイヌネギ」とも呼ばれ、
主に北海道やと東北の山地や湿地帯に
自生している山菜です。
ニンニク臭が強く、茎から葉にかけて赤褐色なのが特徴の
行者ニンニクは、おひたしや酢味噌和え、
炒め物、卵とじなどが合います。
行者ニンニクの若芽
行者ニンニクの若芽や色は、
同じユリ科で
猛毒のスズランの若芽によく似ています。
スズランの若芽
スズランは、山地の草原や
明るく湿り気の多い林などに
群生しています。
スズランの食中毒症状として、
頭痛や嘔吐、めまいの他、
不整脈や血圧低下など。
心不全によって死に至る場合もあります・・・
スズランは、可憐な姿なのに、
花にも葉にも毒が含まれている
危険な植物です。
行者ニンニクを採取する際は、
ニンニク臭があるかどうかを
しっかり確認してからにしましょう