4年ほど前のことですが、料理学校で行われた「県産の肉を使った料理教室」に参加しました。調理師を育成する専門学校がどんな所か息子に体験させたかったからです。

 

 

料理学校に到着すると、早くも玄関近くから異様な臭いが・・・。私が一番嫌いな食品添加物の臭いでした。

 

 

 

実習室に入ると、案の定、化学調味料や食品添加物だらけの調味料たちが用意されていました。

 

 

 

スープは、この素を使って作るということで、スタッフが作ったスープを持ってきたのですが、スタッフが置いて帰った後に私は流し台に捨てました。

 

 

日常的な化学調味料や防腐剤、着色料などの食品添加物の摂取は、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患や様々な病気を引き起こす原因になります。

 

 

料理を指導する立場でありながら、毒物といっても過言ではない化学調味料や食品添加物を平気で使う講師たち。身体への悪影響については考えたこともないのでしょうか。講師たちの体形や顔色を見ると、とても健康そうには思えませんでした。

 

 

まったく切れなかった包丁。息子が砥石を借りに行ったのですが、砥石が無かったのには驚きでした。他に、先が折れたものや曲がっている包丁もありました。包丁の手入れについては、まったく指導していないようです。

 

 

 

この日の講座内容は、カルビサラダ丼と一口排骨飯でした。サラダは、市販のポン酢と柚子胡椒で、排骨飯はオイスターソースで味付けするとのこと。どちらも化学調味料や食品添加物まみれの料理です。


 

 

 

この日は、教室に興味のあったお客様が一緒に参加したのですが、どちらのメニューも用意された調味料で作ってしまうと食べられなくなってしまうので、持参した手作りの味噌と醤油を使って私が考えた料理を独断で作ることにしました。

 

途中、講師がやってきて「何を作っているのですかっ?」と聞いてきましたが、「うちの班には、化学調味料を口にすると具合が悪くなる人がいるから」と言って、私はそのまま自分のレシピで作りました。
 

 

サラダには、ソテーした小川原湖牛カルビをのせて、昆布だしを溶かした玄米麹味噌とがごめ昆布を漬け込んで2年間寝かせた生醤油を調味料に使いました。

 

もう一品は、三沢やまざきポークをみじん切りにしたニンニク、青梗菜と一緒にソテーして、玄米麹味噌とおろし生姜で和えてからご飯にのせました。

 

 

 

料理の味は、一緒に参加したお客様には気にいってもらえたのですが、牛も豚も肉そのものの味はおいしいと思えなかったのが正直な感想でした。与えている飼料や飼育法に問題があるのではないかと思います。

 

 

 

この料理教室は、「県産食材を使用する」というテーマでありながら、食の安全については考慮に欠けた内容でした。帰り際、主催者に質問をしてみようと思い、担当者のところへ行ったのですが、担当者はそそくさと逃げるように帰ってしまいました。

 



近年は、スマホでも様々な料理が検索できる時代になりましたので、高い学費を払ってまで調理師学校へ行くこともないと息子は実感していたようです。


 

 

よくテレビ番組で紹介されている有名料理学校もこんな感じなのか。これではアトピーや病気で苦しむ人や生まれながらにして何らかの問題を抱える子供が今後も増え続けていくのだろうと思いながら学校を後にしました。