息子が赤ん坊の頃は、私がおんぶしながら料理を作り、家内は客室の準備や接客をしていました。









そのせいか、息子は物心がついた頃から食に興味を持ち、1才になると息子が包丁を使いたいと言い始め、3才の頃から手袋をはいて包丁できゅうりを切って手伝ってくれました。私は、息子がそのうち飽きるだろうと思っていたのですが、料理の真似事は日増しにエスカレートしていき、5才になるとサバやアジなどの小魚を見よう見真似でおろすようになりました。また、この頃には、寿司も握り始めていました。






小学3年生の時には、私のオーストラリア公演に同行し、ゴールドコーストとパースで実演の手伝いをするようになりました。





4年生になると、お客さんの目の前で握り寿司を振舞っていました。この写真をホームページで紹介したところ、翌年からすし王子としてテレビや雑誌の取材が入るようになりました。




海外公演の際には、現地の市場へ連れて行き、食材の勉強もさせました。2009年11月、フランス・リヨンのポールボキューズ中央市場のハム・ソーセージ売り場にて。









フランスのパンは、日本で売られているものと味や香りが違い、その後息子がパンを焼くキッカケになりました。




スペイン・バレンシア中央市場では、ずらりと並んだイベリコハムに圧倒され・・・。




食材の陳列の仕方も勉強になったようです。








スペイン・バレンシアの闘牛場で開かれていた食のイベントでは、種類豊富なオリーブの塩漬けやピクルス、ソーセージ、子豚やチキン、ラムの回転している炭火焼きにビックリ。興味深々でした。



スペイン・南部のマラガでは、寿司と野菜細工の実演を披露。





現地の有名な料理学校の先生との交流を深めてきました。続きは次回に。