前回の続きです。ナメクジや虫が苦手な方は、後半は見ない方がいいかもしれません。σ(^_^;)

































奇妙な岩の写真を撮った後、山道に入り、赤沼へ向かうことにしました。







赤沼は、いつものようにきれいな眺めでした。ここで昼食を摂り一休みした後、キノコ採りは次の機会にして植物の観察をしながら下山することにしました。




こちらは、ユキザサです。北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国、シベリア東部の林内に自生している山菜です。新芽と若葉を食用とします。ちょうど赤い実を付けていましたが、味は苦いです。




チゴユリです。黒紫の実を付けていました。東アジアに分布し、日本では全国の山林で見られます。





アオキです。日本全国の山林でよく見られる特産種です。





ミヤマカタバミのようですが、花がないので定かではありません。カタバミの種類はたくさんあり、葉や茎は水溶性シュウ酸塩を含んでいるため、噛むと酸っぱいです。葉にはクエン酸、酒石酸も含まれ、ヒツジが食べると腎臓障害を起こすといわれています。



トチバニンジンです。日本原産で、北海道・本州・四国・九州の山林に自生しています。根の部分に薬効効果があり、解熱や健胃薬として昔は用いられていました。局所刺激作用があることから、育毛剤に配合されているらしいです。

































春にアジサイに似た花を咲かせるムシカリ(オオカメノキ)です。いつもと違う、デコレーションされたような感じで実を付けていました。




苔を見ていたら、ちょうどヤマナメクジがいました。日本最大のナメクジです。貝の仲間なので、加熱して食べる人が今でもいるようです。






ナメクジの近くには、スズメガの幼虫がいました。世界に1200種の仲間が生息しています。かなり大きい種類なので、キノコ採りをしている時に見るとドキッとします。ショック!



ここまでが、7日に体験したキノコ採りでした。次回は、8日の出来事を紹介します。