私はコーヒーが好きだが、冬はコーヒーを飲むのを控えている。コーヒーは南国原産の食材なので、身体を冷やす作用がある。なぜ身体を冷やすものがいけないかというと、人間の身体は体温が下がると臓器の働きが低下してしまうからだ。また、腸内のビフィズス菌を始めとした善玉菌の活動が鈍くなり、消化酵素の働きも鈍くなってしまう。そのため、免疫力も低下してしまい、身体に何らかの不具合が生じてくる。低体温症で、体温が低ければ低いほどガンの進行が速くなるのは、免疫力が低下しているため。


 大根を長期間じっくりとカチカチになるまで干し、自然水で煎じると不思議なことにコーヒーのような味のお茶ができる。


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 干し大根は、包丁の柄に近い部分で1cm程度の大きさに切る。


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 やかんや鍋に自然水を入れ、半日ほどじっくり煎じるだけ。


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 干した大根を煎じるので陽性の働きが強くなり、身体が温まる。戻した大根は味噌を少々つけて食べる。低体温症の人にぜひ試していただきたい。


 最近の缶・ペットボトル飲料は、ビタミンCなどを歌い文句に販売されているが、一部の栄養素だけを真に受けて飲んでいると、知らず知らずのうちに低体温症になっている場合があるので注意してほしい。また、いくら陽性の飲み物(番茶、ほうじ茶、ウーロン茶、紅茶等)でも、添加物や砂糖が使われているペットボトル飲料は身体を冷やしたり、身体に負担をかけてしまう。