ドクダミは、日本古来の民間薬として代表的な薬草です。独特の香りがありますが、慣れれば気になりません。生葉は火であぶるか、よく揉んでから化膿した患部に当てると効果があるといわれています。また、少量の水と一緒にジューサーにかけ、青汁にしてから服用すると、胃痛、十二指腸潰瘍にも効果があるといわれています。


 8月5日公開の「鼻づまりで悩んでいる方へ」でも説明しましたが、鼻が詰まった時や鼻水が止まらない時には、生葉をよく揉んで筒状に丸め、両方の鼻穴の奥に30分ほど入れてから鼻をかむとかなり改善されます。


 あせもや湿疹が出た時は、生葉をひとつかみ布袋に入れてからお風呂に入れると、薬草のお風呂としても効果があります。この時は、シャワーで身体を洗い流さずにお風呂からあがって下さい。


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 当研究所の軒下にて撮影しました。夏には、白い可憐な花が咲きます。


 ドクダミは、代々続く農家の庭先でよく見られます。野山でも見かけることがあります。