近年生まれながらにして障害を持っている子供たちが増え続けていると感じます。例えば、アトピー性皮膚炎、小児ぜんそく、食物アレルギー、小児ガン、奇形児、ダウン症などなど昔はなかった難病も珍しくありません。これほど少子化が進む中で、何らかの疾患にかかる子供が増え続けるのは、妊娠前・妊娠期間中のお母さんの食生活に問題があるからです。


 妊娠前・妊娠期間中に化学調味料や食品添加物、人工飼料やホルモン、抗生物質漬けの食肉・卵・牛乳等。農薬・化学肥料で育てられた米や野菜。自然ではない、異常な食品や食材を使った料理は母胎や赤ちゃんの発育に重大な影響を与えます。また、当然母乳にも影響が出ます。


 妊娠期間中は薬品に対して特別に配慮しますが、薬品と同レベルの化学調味料や食品添加物等の危険性には気がつかない人が多いというのが現状でしょうか。分かりづらい方は、一度養護施設へ足を運ばれるとよろしいかと思います。


 この地球上で病気にかかるのは、人間と人間が関わるペット、家畜がほとんどで、自然界の中で難病になる動物を皆さんは聞いたことがありますか?全ての生き物は自然の摂理に従って生きています。人間も自然の一部だということを忘れかけてはいませんか?


 毎日の食事が子供の将来を左右します。欧米型の食生活を見直し、昔ながらの日本食つまり私が提唱する玄米菜食を始めてみてはいかがでしょうか。日本古来の食は世界に誇れる健康食です。