ブランチの後、正午少し前に自宅近くの有名パン屋へ。近くにありながら、訪れたことがなかった。
カレーパン、海神あんぱん、チーズポテトフランスを買う。ほかにも取りたいもの限りなくあったが食後そんなに経ってないのでまた今度。
正午までには帰宅したいので、テラスでは食べず、サービスのコーヒーだけいただく。
帰宅し、パンをいただきながら時代劇専門チャンネルで「必殺スペシャル」視聴。滝田栄△
カレーパンの具の食感は確かに歯に響く。肉の確かな存在感。
あんぱんはあんがぎっしり、こんな密度は覚えがない。
録画しておいた「必殺仕舞人」、最終回まで視聴完了。明日からの「必殺アワー」は記念碑的名作「必殺仕置人」。楽しみだ。
夜。シングルモルトを、先日LOFTで420円で買ってきたショットグラスで三杯ちびちび。
程好い酔い加減が、大河ドラマ「江」のチープな演出から来る怒りを抑えてくれた。苦笑混じりの呆れに。
でも今宵のモルトは味の深みが足らないと感じられた。
日によって、状況によって、自分の気持ち次第で味が変わる、“生ける水”……奥深い。
あとは日記、メッセ、ボイスなどへの投稿、返信。
・
・
・
有形無形に関わらず自分の存在を認めてくれる方々もいれば、やっぱりおれは敬遠されたのかな……スカされたのかな……と狂おしくなる瞬間も。
文才があるとたまに言われるが、そのことが、自分を成長させていたのかどうか?
いらないから。
そもそも無いから、そんなもん。
むしろ足かせだろう。
取っつきにくい人間にならないためにはどうすればよいか考え、実践できるエネルギーを削がれる。
人気がほしい。
おれの知識やスキルはすべてが中途半端。
長所なんて、何もない。
世間様に通じる存在感がほしい。
何かを身に付けなければ。
おれができることは、みんながそれ以上にできている。
・
・
・
今宵の酒は、やっぱり、悪魔の差し金だったとみえる。天使のクッションではなかった。
キーを叩く指が止まらないんだよ……