私は当事者ではないので、娘の悲しみより辛いことなんてない…とは思っていますが…




親の立場でもなかなかやり切れない思いはたくさんあって…




気持ちが塞ぐこともあり、


誰かに話を聞いてほしい…
寄り添って欲しいと思いつつも…




ただ亡くなったことだけを話した方たちにはどこまで話していいか分からず、結局は本当に辛い部分を打ち明けられないし…



一番寄り添ってもらいたかった親友も、親しすぎるからこその発言が多く、それもまた傷ついてしまうので連絡できなくなっています。



そうやって、誰にも言えなくなってしまっている環境は、思いの外寂しくて、しんどくて、だんだんメンタルがやられてきました。



朝は動悸がします。


起きた時、嫌な感じがするのが辛くてお守り薬をまた飲み始めました。




次女を支える側がこんなことではいけないけれど…



表に出せない思いが胸の中にこもってしまうのです。






そんなある日美容院へ行きました。



先月行った時は、まだ彼が亡くなったばかりで、あまりにも悲しかったので、何もしがらみのないその美容師さんにすべてお話してしまったんですね。



でも、たくさんお客さんがいるから、そんな話もう次に来る時には忘れていると思っていたんです。



ところが、椅子に座るなり、 
娘さんは落ち着きましたか?
と言われ…



私、その一言で号泣してしまいました。





こんな何の関係もないただのお客の私の話を覚えていてくれて、大丈夫ですかと言ってくれた、その方の気持ちがとても嬉しかったんです。




そうやって話を持ちかけてくれたので、この日もまた髪の毛をやってもらう2時間半の間、自分の中に溜まっていた思いを全て吐き出させてもらいました。



彼女はただうなずきながら、私の話を聞いてくれて…



それがなぜだか、とても心地よく帰る頃には、気持ちがスッキリしていたんです。



友達でもないその人に癒されている自分が不思議でした。



やはり気持ちを吐き出す事って大事なんですね。




美容院のお庭で撮ったニゲラ。






さらに気持ちが和らぐ私。






そういった意味では、私のこんな話を読んでくださるみなさんも同じ感覚で…



お会いしたこともなく、しがらみもないからこそ、ここまで詳しいことが書けて…



共感してもらったり意見をもらったり、時には寄り添ってくれる存在が、どれ程自分の支えになっているかを改めて感じています。



これほど、我が家の色々をずっと知ってくださっている存在は他にいません。



本当にいつもありがとうございます。



これからも拙い文章ではありますが、まだまだ続く我が家の騒動を読んでいただけたら嬉しいです。



猫これからもおかあしゃんをよろしくお願いします。







































さてさて…


いつも癒してもらうばかりで私自身が誰かを癒した事があるだらうかと思うこの頃ですが…



私が撮った写真が少しでも誰かを癒せたら嬉しいなって…そんな風に思います。



今回はまだ結婚式を楽しみにしていた時に立ち寄ったフラリエの写真です。











































































この日は留袖の予約をしに行って…



これでようやく準備が整ったと胸を撫で下ろしていました。