この季節になるとノーベル賞受賞者が続々と発表されます。
ノーベル生理学医学賞には新型コロナウイルスワクチンの
主成分となった遺伝物質「メッセンジャーRNA(mRNA)」の
研究者が選ばれました。
新型コロナウイルス感染拡大は
地球上の全人類が恐怖に怯え
多くの人命が犠牲となり、
いつ終息を迎えることができるのかと
先の見えない時期はとても不安でなりませんでした。
しかし、カタリン・カリコ、ドリュー・ワイスマン両氏の
研究の成果により救われました。
感謝以外の何ものでもありません。
そしてこの「mRNA医薬」の利点をがんなどの治療に
役立てる研究が世界中で進行しているそうです。
皮膚がん患者を対象にした薬は最終段階の
臨床試験中まできているそうです。
これから次々他のがん治療薬もできてくることでしょう。
そしてがんのみならず
脳の病気、脊髄損傷、肝炎、変形性関節症に対する
「mRNA医薬」の開発が進んでいるそうです。
輝かしい研究の成果に改めて賞賛いたします。