小児期にがんに罹患した場合は当然小児科受診となりますが
成人期に達すると小児科から成人の科へ
移るのかという問題ですが同施設内であれば
治療内容のデータの共有はできますが
そういったケースばかりではありません。
こういった「移行期医療」については問題点が多々あるようです。
小児がん患者は治療や病気の影響が大人になってから
様々な形で表れるリスクを控えているそうです。
そして小児期ですので治療の内容など覚えていません。
大人であっても医療の専門的な言葉や内容の
理解は困難なわけですから…
そこで厚労省は「移行期医療支援センター」の設置を
各都府県に促し、現在8都道府県に設置されているようです。
解決方向に向いていることは喜ばしいです。
今後全ての都道府県に設置されることを早急に願います。