次に欲しい品物はこちらも大事な
『家具用防振シート』。
スピーカーからカラーボックスへ、そして床へと伝わってしまう嫌な微振動を極力抑えて
階下のお住まいへ迷惑をかけない為にも今回是非とも必要なモノなのであります。
元は地震による家具のズレや転倒を防ぐ用途に使われる製品なのですが
私のような使用の仕方に於いても、ソレはきっと好ましい結果をもたらしてくれるはずです。
ハサミで頃合いのサイズに切るのか、それとも何枚かを並べて敷くのか…どんなサイズがあるのやらなどと想像が頭を巡ってゆきます。
…が。
こちらもちっとも見つけられないのです。
目が悪くなってからというもの探し物をするのがめっきり苦手になった私なんですがそれにしても、です。
仕方ない…心苦しいのですが忙しく動き回っている店員さんを捕まえその在処を尋ねました。
「防振シート、ウチでは置いてないんですよ…」
「えっそうなんですか?!」
「こう…家具とかのズレを防ぐような奴。コンポを買ったものでスピーカーの下へでも敷きたいなぁと思って…」
「それでしたらゴムで出来た板、といいますか薄いゴム板が色々と柔らかさも変えて揃えて在りますけれどそれならどうでしょう?」
「ご、ゴムですか?!…すみませんどちらに在りますか?」
ゴムと聞いて少し驚きましたが案内してもらいました。
そこには大小様々なゴム板、ゴムの帯…色付きだったり接着テープが片面に付いていたりと結構な種類が揃っています。
「ゴム板か…その発想はなかったわ」
隣で選んでる人にも多分聞こえたでしょう(笑)。数分間ほど物色して
マウスパッド大で厚さ1㎝ほどの真っ黒くにゃくにゃ、
指で押すとじんわり沈み込むような感じのモノを二枚、買い物籠へ入れました。この時点で床とカラーボックスの隙間へ敷くのではなく、スピーカーの“座布団”として使う用途にすると決めました。
あともう一品、煉瓦そっくりに模した発泡スチロールの“フェイクブロック”のようなモノを3つと
それらを接着させるためのボンドを購入し、
ついでにペット用品売り場を冷やかした後いそいそと帰宅の途に着きました。
結果として――ゴム板は現在、スピーカーの下に敷かれて目立たないながらも活躍中です。
フェイクブロックはといえば
これがサイズの読み間違いから数が足りず、コンポ本体の台座にはなりませんで今は取り敢えず放置の状態(笑)。
処が、一緒に購入した接着用ボンド。
これが後程思わぬ場面で役に立つことになるのでした。
続きます(^^ゞ