新人営業マンがゆく! 広島のオンリーワン企業レポート
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タケウチ建設 軟弱地盤に強く、杭不要の基礎・地盤改良

広島県三原市のタケウチ建設 様は、TNF工法 という地盤改良・基礎工法で特許を取得され、多くのホームセンターや郊外型スーパー、マンションの基礎として採用されています。
軟弱地盤に強いTNF工法 のメリットは、
 1.コスト削減、工事費用を抑えることができます。
 2.不等沈下を軽減できる
 3.地震に強い
 4.現状回復費用を抑えることができる
 5.建物と舗装面の段差が発生しない
などがあるそうです。
なぜ、工事費用を節約できるでしょうか?
杭を使用しないため資材にかかる費用を抑えることでき、現在の地盤をそのまま改良層として活用するため、土砂の搬入搬出を少なく出来るそうです。 そのほか、数多くの利点がTNF工法にはあるそうです。
詳しくは、タケウチ建設  http://www.takeuchi-const.co.jp

世界バスケで使われたボール

広島市西区横川新町にてスポーツ用品をはじめ、健康用品、自動車部品、産業資材、親水機材と幅広く事業をされているモルテン さん。その中でも国内シェアNo.1のバスケットボールついて開発本部長の永尾さんと広報担当の藤堂さんにお話を聞いてきました。

バスケットボール 8月、広島でもバスケットボール世界選手権が行われ、同大会で唯一の公式試合球のメーカーであるモルテンさん。今までのボールと何が違うのか聞いてみると、一つは従来のシボ(ボールの表面上のイボイボ)の形状をよりフラットにし、手に吸い付くようなグリップ力を実現。発泡技術を使って、表面の下に高発泡ゴムを使いボールの握りやすさを追求し、パスやドリブルをしやすくしました。また、ボール表面上の凹凸をなくし、フルフラットにすることにより、どの部分からも同じようにシュートやパス、バックスピンをかけられるようにしたとのこと。「これ以上のボールは見たことがない」と永尾さんが自負するほどの完成度だそうです。

バスケをしている私が感じる他社のボールとモルテンさまのボールの違いは、他社さんのボールは固くてバウンド性が高いという印象を受けました。モルテンさんのボールは、手に吸い付くようないようなフィット感があり、パス・ドリブル・シュートどれをとっても、自分が理想とするボールの動きを忠実に実現してくれる感じを受けました。永尾さんは言います。「これで最終形態ではない。より万人に使いやすいボールを提供していきたい。使ってよかったという声をたくさん聞きたい」と。

藤堂さんに会社で心がけていることを聞くと、「わが社は『
5S』を大切にしています」と。『5S』とは『整理・整頓・清潔・清掃・』机の上が散らかっているのは頭の中が整理できてないのと一緒で、そのような環境下では仕事がスムーズに出来ない。また、工場にもいえることで快適な工場でなければいいモノなんて作れない。社長を筆頭に社員全員で、5S活動に取り組んでいるという。自分の机を思い出してみると正直・・・。モノが決まったところにあるだけで、探す手間が省け、作業効率があがる。全ての仕事に共通することと言われたので、早速帰ったら取り掛かろうと思いました。

最後に仕事に対しての考えをお二人に聞いたところ、永尾さんは開発という立場から、「年代ごとに、より皆様が喜んでもらえるような商品を早く提供する」藤堂さんは「気配り。自分が意識していなくても、自然と習慣がでるので、社外に出ても、恥ずかしくないように、まずは身近な人や会社の人に気配りをする」と。これからも「バスケット」というものを通じて、お二人が造るモノを「バスケットボール」というモノを通じて感じていければと思いました。

ゴム製品へのあくなき追求心

昭和9年から現在に至るまで。ゴム製品に携わってきた広島市西区三篠町にある西川ゴム さま。

ウェザーストリップドア 本日は、総務の休石(やすいし)さんにお話を伺ってきました。
現在は、主として自動車のドア、ボディー、トランク等に取り付けられているゴムシール部品や、住宅・土木用ゴム部分などの製造を行っているとのこと。その中でも国内シェア40%以上を占めている自動車用シール材「ウェザーストリップ」について話をうかがいました。

創業当時はゴム草履・ゴムマットの製造を行っていたが「他社にはできないものを追求しよう」という思いで、合成ゴムに着手。そんな中、車産業のブームが日本に到来し、自動車用スポンジゴム部分に取り組んだことが開発の始まり。ウェザーストリップは車の窓枠に使い、防音、防風、防水などの効果があります。ウェザーストリップ自体はゴム製で、長い紐状のものを切断、成形して型取っていくとか。車種によって形や大きさを変えなければならないので、設計段階からメーカーと一緒に開発し、ウェザーストリップを製造する金型・口金をその車種用にカスタマイズしていくそうです。

ウェザーストリップ 西川ゴムさまのスポンジゴム製品のポイントを聞くと、「全自動車メーカーと取引しているので、どのメーカーにも対応でき、自動車業界全体のトレンドに対応出来るのが一番の強み」と。「ゴムで求められている機能には、気密、水密の基本機能があるが、これらの機能を満足するのは当然のこととして、最近は、ドアを閉めるときの心地よい音を作り出す機能、雑音を吸収する機能等音性能の向上に力を入れている。」とのこと。

海外にも工場がある西川ゴムさま、各工場によって製品の品質にばらつきはでないのですか?と聞いてみました。「ゴムは熱や湿度に影響されるので、その地域の気温や湿度に合わせて製造方法を調整して作っています」とのこと。また、海外子会社の研修生・実習生を毎年何名か受け入れ、西川ゴムさんが長年研究している多種多様なゴム製品への発泡技術を教えながら、一緒に働いているそうです。

そのような西川ゴムさんの社是は「正道・和・独創・安全」自分たちがやってきた道を踏み外さないように、昔から培ってきた技術をこれからも探求していきたいとのこと。そこから派生して違う分野にも進出できたらと考えているそうです。その一環として、発泡化技術を応用しての、天然コンニャクイモから洗顔用・ボディ用のスポンジ を商品化したそうです。今後の展開としては、軽量化、リサイクル化等環境に適した製品の開発、製造をしていきたいとのこと。また車内のスピーカーなどの音の響きを良くするような快適な音環境をゴム製品を通じて提供していきたいそうです。

他社との交流としては、広島タイ交流会に所属しており、毎年、その会を通じて交流を行っており、日本に来た留学生と仕事だけではなく、イベントを交えて交流も図っているそうです。こういった違う国との交流会が新しい考えや、技術の閃きを与えてくれているのかも。私にはまだまだ日本だけでも広いですが。


大切なのは医療技術だけではないこと

広島市中区加古町で医療用品の販売・製造を行っているJMS さんにうかがいました。

会議室に入るや否や、執行役員 内藤さん、総務部長 笠岡さん、研究所課長 澤さん、経営企画部 石井さんと入室して、最終的に4対1に。こんなに大人数で話したことは今までの取材ではなかったのでいきなり緊張しましたが、2つのナンバーワン商品についてうかがってきました。

経腸栄養システム 一つ目は栄養剤を直接、消化器官へと運ぶ「経腸栄養ライン」
きっかけは7、8年前に栄養関連商品を社内で作成し直すことから始まりました、市場調査を行ってみると一番改善の要望が多かったのが点滴などの輸液ラインとの接続間違い。この接続間違いが起きる要因として栄養ラインのチューブと輸液ラインのチューブの接続部分が、互いにどちらの接続部分にも対応していることを発見。接続口のサイズをそれぞれの接続部分でしか使えないようにサイズを変更したり、注意を促す色として栄養ラインの色調を黄色に統一したりして、誤接続を防いだそうです。この接続間違いが起こることにいち早く取り組かかったことから業界No.1のシェア率になったとのこと。今後の課題として、「材料を含めた環境面へ配慮した製品を作っていきたい。在宅介護での使い勝手のいいものにするためにコストを下げ、さらに機能面も一般の人が使いやすいように」と研究を続けているそうです。

プラネクタ付輸液セット 二つ目は輸液ラインに薬物や栄養剤を投与するときに感染リスクを軽減させる閉鎖式混注ポート「プラネクタ」
約10年前から開発に取り掛かったが、商品化にいたるまで約3年かかったそうです。これだけかかったのは何故ですか?と聞いてみると、全国の病院を回り、実際に使う医療従事者の声を聞いて回ったからだそうです。時間はかかりましたが、実際に使う人の生の声を聞くことによって、より完成度の高いものを作ることができたとのことこの製品の特徴はまずはチューブに薬物や栄養剤を投入するときに針を使わないこと。針を使用しないことで、医療従事者が誤って自分自身に針を刺してしまい、怪我や病気に感染するのを防ぐことができるそうです。もう一つは薬物を投与する差込口が投入時しか開かないとのこと。そのため薬物や血液が汚染されるリスクが大幅に減るそうです。実際、日本では安全のため、他国よりも抗生剤を多く使うそうなのですが、その感染リスクを軽減する「プラネクタ」の使用により、抗生剤の量もかなり減ったとか。今後の課題としてよりゼロに近い感染リスクを目標として実現に向けて日々研究されているそうです。

研究所 そんなJMSさんの社風は「患者様第一主義」、命に携わる仕事として何よりも「安全」であること。患者様はもとより、医療に携わる人たちに「安全」提供するのが使命。これからも 健全で 情報開示し、地域密着型の企業でありたいとのことです。この話を聞いて、私たちは医師の腕やより効果のあるクスリに着目しがちだが、それを生かすのも医療器材あってこそ生かされるものだと改めて教えられたような気がしました。日本が長寿大国であるのは食品や医療技術も関連あるかもしれませんが、こういった医療器具も延命や命を助けることに繋がっているんだと思いました。

資源の大切さを考える企業

エコアクション21 本日は広島市中区東千田町にある三建産業 さまの常務取締役の石崎さまにお話をうかがってきました。会社に入ると目に止まる張り紙が!この貼り紙については後半にて。

皆さんアルミニウムが何に使われているか知っていますか?ほとんどの人がご存知だとは思いますが、一番身近なモノで言えば、車のエンジンや新幹線のボディー他にも飛行機などに多方面に使われており、リサイクル率も通常で65%と高く、近年「リサイクル」に注目が置かれてきています。

アルミリサイクルを機械一つで作業できるようにした溶解炉「キリコメルター」について石崎さまにうかがいました。キリコとは工場で機械加工した際に出るアルミくずのこと。従来、キリコの再生は再生業者に溶解してもらい、インゴットと呼ばれる棒状のものにしていたそうです。というのもアルミくずは非常に薄く酸化しやすいので、一度、形にしなければ再び溶かして再利用できないという問題がありました。そんな中、お客から「もっと歩溜りがよくて熱効率のいいものができないか」という要望があり、キリコメルターの開発に着手したそうです。

キリコメルター 何度も試行錯誤を繰り返していくうち、アルミくずのまま、溶解炉に注ぎ、大気に触れないように渦に巻き込みながらアルミくずを溶解していくことに成功。今までの溶解炉とはリサイクル率が飛躍的にアップし、再生業者に溶解してもらう手間が省けるようになったのだが、開発した当初は再生業者との縁をなかなか切れない会社が多く、新しい溶解炉を提案してもなかなか受け入れてもらえなかったそうです。以前から、自社で切粉溶解したいというユーザーの決断で1基納入をし、そこから一気に自動車メーカーを中心に広まってきました。キリコメルターが広く取り入れられた理由として、アルミくずの歩溜りがほぼ100%に近いため、量が多ければ多いほど、再生業者へ出すよりも利益がでるから。また、ゼロエミッションにも貢献していることから、環境問題の取り組みに重点を置いていこうとする時代のニーズとうまく合わさったからだそうです。

※ゼロエミッションとは「あらゆる産業から出るすべての廃棄物を他の分野の原料として活用し、あらゆる廃棄物をゼロにする事をめざすことで新しい資源循環型社会の形成を目指す考え方」です

今、現在会社で取り組まれていることは、環境省が策定した認証・登録制度「エコアクション21」。なんと広島県で第一号に取得したそうです。認証を取得したことにより社員一人ひとりの環境への意識を高まり、また、毎年目標値を定め、社内全体で取り組んでいるそうです。社内全体で常に意識付けするために、お手洗いやエレベーターの前に節約の貼り紙をしたり、掲示板に目標値を掲載しているとか。また、肝心の本来の業務にもこの考え方を徹底させ、JOBを通じての数値目標を設定し、全員参加で取り組んでいます。今まで、何社か取材に行かせていただきましたが、ここまで環境問題を考えられているとこは少ないと思いました。わが社でもコピーの裏紙を使うなど最近取り組み始めましたが、まだまだ出来ることがあるかもしれません。もっと三建産業さまを見習う部分があると思いました。

※エコアクション21・・・中小企業、学校、公共機関などに対して、「環境への取組を効果的・効率的に行うシステムを構築・運用・維持し、環境への目標を持ち、行動し、結果を取りまとめ、評価し、報告する」ための方法として、環境省が策定した認証・登録制度。


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