妊娠初期とメンタルの話 | マタニティぽっとさん 〜産後うつ寛解からの妊娠記録〜

マタニティぽっとさん 〜産後うつ寛解からの妊娠記録〜

33歳。娘1人。旦那は仏のような人。
 
うつ病、産後うつを乗り越えて、再びマタニティライフステージへ。
 
喜怒哀楽、大波小波のメンタル忙しめぽっとさんの日常。

メンタルの話をしようと思う。




何度も言うが、産後うつに苦しんだ過去がある。




期間は3年。




服薬しながら療養。




1年ほどで社会復帰をしたけれど、症状と付き合いながら働いていた。




トンネルは暗く長かった。




鬱はなるのは嫌だ、二度と妊娠はしないと思い続け誓っていた。




なので、実は我が家には娘のお下がりも、娘の時に使っていたベビー用品も、何一つないのだ。




用がなくなるたびに全て処分してきた。





本当に何もない(笑




無事に生まれそうなら、また1からの用意となるのだ。がんばれお財布。




誤解のないように言うが、今回の妊娠は、望まない妊娠では決してない。




自分の心を見つめ、旦那とも主治医とも話し合い、我が子に会いたい、という思いで妊活をした結果である。




その心の変化はまたいつか書けるといいが、今回は割愛する。




そういうわけで、私はメンタルの疾患持ちである。




症状が出なくなってからの妊娠であるが、再発再燃防止のため、服薬を継続している。




だが、妊娠すると、ホルモンバランスがメンタルにイタズラに働く事は、経験した人も多いのではなかろうか。




私もそうである。




さらに、土台のメンタルが脆い私は、ホルモンバランスに攻撃されると、ウッと膝をつき、くそぅ…と言いながらも立てずにいたりする。





実際、妊娠後、ソワソワした予期不安(大きな不安が来るのではないかという不安)や、やや低空飛行の気分に陥ってしまった。




私は正直、母体第一に考えている。




妊娠出産は、私が健康であってこそ。




それは、心も体も、だ。




つわりは仕方ないとして、健康にいるためにできる事はしたい。





なので今回、躊躇なく薬を少し増やした。





これは個人的意見だが、医者と相談のもと、増やしても良いなら自身の健康のため、服薬は薬の増量は大いにアリだと思っている。





おかしいと思ったら、いや少しでも違和感があったら、心身の健康のため、動いて欲しいと私は思う。




なぜなら、病が大きくなってしまってからの方が、回復に膨大な時間と薬が必要になるからだ。




私の鬱病は、経験上、完全に発症してしまったら年単位で時間がかかる。




絶対、イヤ。




まじでもう、絶対イヤ。




可愛い我が子を、鬱のフィルターを通して見て接しなければいけない辛さは、半端ない。







今回、薬を少し増やしたおかげで今は、つわり辛い、だけで済んでいる。




妊娠9週。




まだまだマタニティ生活が始まったばかりである。




これからも、我が体調にはアンテナを張り、敏感でいたいものである。