メンタルの話をしようと思う。
何度も言うが、産後うつに苦しんだ過去がある。
期間は3年。
服薬しながら療養。
1年ほどで社会復帰をしたけれど、症状と付き合いながら働いていた。
トンネルは暗く長かった。
鬱はなるのは嫌だ、二度と妊娠はしないと思い続け誓っていた。
なので、実は我が家には娘のお下がりも、娘の時に使っていたベビー用品も、何一つないのだ。
用がなくなるたびに全て処分してきた。
本当に何もない(笑
無事に生まれそうなら、また1からの用意となるのだ。がんばれお財布。
誤解のないように言うが、今回の妊娠は、望まない妊娠では決してない。
自分の心を見つめ、旦那とも主治医とも話し合い、我が子に会いたい、という思いで妊活をした結果である。
その心の変化はまたいつか書けるといいが、今回は割愛する。
そういうわけで、私はメンタルの疾患持ちである。
症状が出なくなってからの妊娠であるが、再発再燃防止のため、服薬を継続している。
だが、妊娠すると、ホルモンバランスがメンタルにイタズラに働く事は、経験した人も多いのではなかろうか。
私もそうである。
さらに、土台のメンタルが脆い私は、ホルモンバランスに攻撃されると、ウッと膝をつき、くそぅ…と言いながらも立てずにいたりする。
実際、妊娠後、ソワソワした予期不安(大きな不安が来るのではないかという不安)や、やや低空飛行の気分に陥ってしまった。
私は正直、母体第一に考えている。
妊娠出産は、私が健康であってこそ。
それは、心も体も、だ。
つわりは仕方ないとして、健康にいるためにできる事はしたい。
なので今回、躊躇なく薬を少し増やした。
これは個人的意見だが、医者と相談のもと、増やしても良いなら自身の健康のため、服薬は薬の増量は大いにアリだと思っている。
おかしいと思ったら、いや少しでも違和感があったら、心身の健康のため、動いて欲しいと私は思う。
なぜなら、病が大きくなってしまってからの方が、回復に膨大な時間と薬が必要になるからだ。
私の鬱病は、経験上、完全に発症してしまったら年単位で時間がかかる。
絶対、イヤ。
まじでもう、絶対イヤ。
可愛い我が子を、鬱のフィルターを通して見て接しなければいけない辛さは、半端ない。
今回、薬を少し増やしたおかげで今は、つわり辛い、だけで済んでいる。
妊娠9週。
まだまだマタニティ生活が始まったばかりである。
これからも、我が体調にはアンテナを張り、敏感でいたいものである。