ママのお腹には小さな赤ちゃんがいるんだよ | マタニティぽっとさん 〜産後うつ寛解からの妊娠記録〜

マタニティぽっとさん 〜産後うつ寛解からの妊娠記録〜

33歳。娘1人。旦那は仏のような人。
 
うつ病、産後うつを乗り越えて、再びマタニティライフステージへ。
 
喜怒哀楽、大波小波のメンタル忙しめぽっとさんの日常。

「娘ちゃん、あのね…」



夕食を囲みながら、旦那と私で娘にゆっくりと話をする。




「ママのお腹にはね、こーんな小っちゃな赤ちゃんがいるんだよ」




2ミリ程の幅を、親指と人差し指で作って娘に見せて、小ささを表現した。




聞いた娘は

「やったー!」

と両手を上げて喜んでくれた。












この日は朝から検診で、娘を保育園に送ったのち、産婦人科へと向かった。




予約より少し早く病院に滑り込み

待ち時間が短くなりますようにと思いながら

待合室でスマホをいじる。




Wi-Fiが飛んでる病院で、快適だ。




産まれたばかりの赤子とママが、ペコリと頭を下げて退院していく。




少しでも寝てね、とママさんに心で声を掛ける。




1人目の産後の退院の時は、とにかくお股が痛くて、取り外して歩きたかったなぁとか、腰が痛くてなぁとか、眠かったなぁとか、色々思い出した。




というのもここは、1人目の時と同じ産院だからだ。





色々考えてると、ぽっとさ〜んと呼ばれ、診察室に入る。





内診をする。

右上の画面に、エコー画像が映り

いるか?とドキドキしながら命の黒い袋を探す。





黒い袋と、その中にピコピコ点滅している命が映った。





「2ミリほどですね」





先生がお腹の子のサイズを教えてくれ

自分も親指と人差し指で幅2ミリ程を作ってみて

思わず「小さいなぁ」と呟いた。











現時点2ミリの兄弟の存在を娘は喜んでくれた。





年上も年下も大好きな娘は

仲良くなったお友達を「家に連れて帰りたい」と泣き「ママ、○○ちゃん、産んでよ〜」と泣きながら訴えることがある。




「○○ちゃんには○○ちゃんの帰るお家があるんよ」と話し、ヨシヨシとなだめた事も何度かある。




そんな娘にとって

年下の子が我が家にやってくる事は嬉しいようであった。





「ミルクをあげて、抱っこをこうやってするね」

ミルクをあげる仕草と抱っこの仕草を見せて

ニカッと笑う娘がたくましく

よーし母ちゃんも頑張ってお腹で育てるから待っててね、と力こぶを作ってみせた。





現在、5週目。

まだまだ、先は長いぞぅ。

私は私の時間を過ごし、好きを諦めずに、生活していく。