曲がったレバーの応急修理。 | 酋長のひとりごと

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ようやく歴代のブログを1本にまとめました。最初からお楽しみ下さい。

2021年4月より、「夏男のひとりごと」に名前が変わりました。が、「それではつまらん」と外部からのご指摘を先程受けまして、戻します。てへっ☆

改まって書くほどの内容でもないですが、備忘録です。

バイクに乗っているとハンドルに付いている

ブレーキとクラッチのレバーですが、これはほとんど消耗品で

バイクをゴロンと倒してしまうだけでも

曲がったり折れたりしてしまいます。

 

私なんかはあらかじめ予備のレバーを買っておくのですが

それでも不意にやってしまうことは多々あるので

…え、炙ったら応急修理できるの?

 

 

 

長年使って折れそうで折れないGPZ900Rのブレーキレバーです。

なお私、小型軽量レディースMの男ですので

重量車に乗っていて不意にエンストすると、

250kgの重さを支えきれずに、結構倒します…。

 

本当にどうでもいい情報ですが最近、

ついにレディースSサイズの夏服が着れまして、新記録です。

 

 

ご経験のある方はお分かりかと思いますが

ハンドルが切れながら倒れることが多いので

実は三次元の曲げが入って複雑に変形します。

この下にひねる曲がりがイライラするんだな(笑)。

 

ようやく工具らしい、本来の使い方で、登場!

 

 

業務用のガスを使うタイプのバーナーです。

公称温度1300℃の高温を発生させます。

アルミが溶解する温度は660℃とのことですので

500℃くらいまで上げれば柔らかくなるという事ですかね。

 

えー、やってる最中の画像はありませんが

そこのプライヤーでくわえて加熱、

コンクリートの床に当ててから金づちで叩く、で良いんじゃない。

これまでの経験上、加熱時間は思ったより長めに取ったほうが

より余裕をもって作業できると思いましたので

2~3分くらい十分バーナーで炙ります。

 

ゴッ、ゴッ。ん!力いっぱいでなくても

軽く叩くくらいで簡単に曲がっていきます。

 

 

 

焦げて茶色になり、くわえたり叩いたりで傷だらけですが

形は思ったより簡単に作れました。

予備に使うには十分ではないでしょうか。

 

 

縦の曲げは軸部分から曲がっていましたので

炙るのはやめておきました。

まあまあリカバリーできるように曲げを入れたと思います。

 

なおレバー、だいたい2500円くらいで買えるものですので

燃料代で直ったのは良い事ですが

普通に買ったほうがいいと思います(笑)。

直したレバーは予備に、車載工具入れに突っ込んでおこう。