みなべ。 | 酋長のひとりごと

酋長のひとりごと

ようやく歴代のブログを1本にまとめました。最初からお楽しみ下さい。

2021年4月より、「夏男のひとりごと」に名前が変わりました。が、「それではつまらん」と外部からのご指摘を先程受けまして、戻します。てへっ☆

娘ちゃんが春休みですので、家族で出かけるかとなり
4人乗れる車がようやく生かされました(笑)。
紀伊半島で梅をみたい、というリクエストだったようで
私は仕事のあと、1日遅れてスタートです。

が、紀伊半島、何度も言ってますがでかい!
国内旅行に慣れ過ぎて下調べがいい加減なせいか
潮岬から西は都市名すら押さえていないので、
「みなべ町だよ」と言われていたにも関わらず
すさみ町と場所を思いきり間違えておりました。
(和歌山県民の皆様、本当に申し訳ありません…)

前夜の10時くらいに自宅を出発、
夜だから亀山の方を回って右回りしようと
国道23号から42号線を快速で移動します。
道は真っ暗で写真を撮ろうにも撮れません…。
峠道→海沿い→峠道を繰り返し
(主に荷坂峠と矢の川峠のことです)
朝5時くらいに道の駅「くしもと橋杭岩」に
到着しました。

もう少しですさみ…あれ?みなべ?

悲しくて、寝ました。しかし寒い…。

起きてまた走り(無料高速道のおかげで助かった)、
9時にはみなべインターを降りました。
串本からすさみ南インターの間の
海が見える景色が最高でした!が、眠い…!

10時にホテルで家族と合流して見学です。
まずはホテルに近い道の駅「みなべうめ振興館」で
娘のリクエストに応えます。
有名な南高梅って、南部高校が由来なんですね!
和歌山県は全国の梅生産量のなかでもぶっちぎりの量で
文学部地理学科出身といたしましては
みかんや茶と生育要件が似ている植物にも思いますが
梅が和歌山に集中している理由って何なんでしょうね。

これはアレか、和歌山県庁観光担当の
こうやくん香港ツアーでご一緒した
Sさんに聞いてみればいいのか!
あれから6年ほど経ちました。元気ですか。



ここまでなんと写真が1枚もありませんが
12時半に白浜市の「南紀白浜とれとれ市場」に
昼食をとりにやってきました。
遠い昔に紀伊半島が家庭内で流行っていた頃
来たことがあったのですが
市場というだけあって魚介類の品揃えがすごい!
お土産なんかもたいていここで揃いますね。
神奈川育ちお魚大好きな私も納得です。

おりしも日曜のお昼時とあって
フードコートは大混雑です。
喫茶のほうもランチをやっていたのでそこに決め、
釜揚げしらす丼を頂きました。
生しらすは貴重なのでついあれば選んじゃいますが
純粋に味で言ったら、釜揚げが好きです。



夕食はかんたんに済まそうということなので、
田辺のスーパーに立ち寄ります。
下手な観光地の美味しい処より、イケますスーパー。
主に串本港周辺で揚がった魚介がすごい!
中でもさんま寿司が私を呼んでいるので即決です。
これも地元の寿司店のもののようだ。



そのまま3時くらいに、奥様の会社と提携の
「紀州南部ロイヤルホテル」に到着です。
うわー、でかい。ジーンズやばい(笑)。
徹夜でしたのでそのままお風呂を堪能し
ぐっすり寝てしまいました…。

明けまして翌日9時ホテルを出発、
奥様のリクエストで千畳敷の海岸を見に行きます。
土ワイだ。土曜ワイド劇場だよこれ…。
付近は白浜の海水浴場も近く、
正しい温泉観光地です。熱海みたいな奴。
ちょっと枯れたこういう所も面白くて好きです。



さてここからはペースを上げて行きます。
途中休憩を挟みながら国道311号、
熊野本宮から168号十津川街道にスイッチします。
十津川街道、半分くらいは立派なバイパスなんですが
急にすれ違いもぎりぎりの狭隘路になったりして
なかなかの酷道ぶりです…。
これでも最速ルートですから文句は言えませんが。

千畳敷を出てから2時間ほど、13時くらいに
谷瀬のつり橋に到着です。
なんか今日、風がものすごく強くないか。
結構な勢いで橋が煽られております。
アシモくんがボックスステップを踏むような
ヘンな足取りで往復しました…。



(ところで、この車でホテル乗りつけました。
従業員なのか送迎車なのか、我ながらパンクロック。)

さて、つり橋見たらコンビニでお昼、と思いましたが
大変なことに気が付いてしまいました。
まさかの本宮から山岳区間全て、
五条までコンビにが、ない!まじか!
見落としていたらそれでいいのですが、
配送のトラックもなかなか行けないのかも。
ということで14時半、お腹を空かせて
五条まで下山してまいりました。

ここからは国道24号で郡山を目指し、
名阪国道→伊賀上野→信楽→自宅と
一路北上していきます。
自宅着は18時半、まあまあのタイムでしょう。
全ての走行距離は770キロでした。
さすが紀伊半島、でかい。

いやでも紀伊半島、割と好きなので、
もうちょっと近くなってくれたら
もっと通いたいんだけどな…。