既存住宅インスペクション(既存住宅診断)とは、住宅に精通したインスペクター(住宅診断士

が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無等を見きわめてアドバイスを行う専門業務です。

 

10を超える団体がそれぞれ認定したインスペクターがいますが、住宅の専門家でなくても団体の試験に合格することで認定される団体もあるようです。団体の試験に合格していればそれなりに知識はあるのでしょうが、本当に住宅の専門家でない人のインスペクションで大丈夫なのでしょうか?

 

やはり、住宅の専門家とは「建築士」・「建築施工管理技士」で、住宅の設計・施工の実務経験がある人ではないでしょうか?

 

と常々思っていたのですが、「建築士」・「建築施工管理技士」の資格保持者限定で開催される既存住宅インスペクター養成講座があり、このたび受講してきました。

 

最後の試験も自己採点で合格ラインを超えていると思われますので、近々公認資格証が届くと思います。

 

 

インスペクションの検査項目に「基礎」や「床の傾斜」があります。

住宅の部位の中で最も重要な部位の一つですが、問題ありそうなときは「専門家」(基礎や床傾斜・不同沈下の専門家)に相談するように推奨されています。

 

確かに「基礎・地盤」と「上部構造」の両方に精通した「建築士」・「建築施工管理技士」は極めて少数です。

誰に相談すればよいかもよくわからないと思いますが・・・、

 

実は、我が社がその専門家の一つです(一級建築士で1級建築施工管理技士で住宅地盤技士)。

 

住宅不同沈下の調査と修復方法の計画は我が社の主業務です。

既存住宅のインスペクション希望の住宅オーナー様はもちろん、インスペクション業務を行うインスペクターの方で、「基礎」・「6/1000以上の傾斜」が認められた場合は、是非ご連絡ください。お役に立てると思います。

 

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