先月着工した住宅不同沈下修正工事がジャッキアップの日を迎えました。
連動ジャッキと手動ジャッキを併用するジャッキアップです。
全て連動ジャッキで上げるほうが楽なのですが、微妙な「重たい」とか「軽すぎる」という感覚は、職人が手でジャッキをコグ(ジャッキを手動で上げることをコグと言います)ことでわかります。
この微妙な感覚が住宅全体をバランス良くジャッキアップするために大変重要なのです。
連動ジャッキの分流器。建物全体でこの分流器を2セット使用しました。
こちらは基礎下に職人が入って、手動でジャッキをコいでいます。
室内で常時床レベル測定します。
順調に、慎重にジャッキアップが進み、お昼前にジャッキアップ完了しました。
ジャッキアップ後の基礎の状況です。
約5cmのジャッキアップでしたが。ベタ基礎底と基礎下の地面に約5cmの隙間ができました。この隙間の幅がジャッキアップ幅なのです。
この隙間はベタ基礎全体に出来ています(隙間の幅は0cm~5cm)。この後、ベタ基礎全体に出来た隙間をエアーモルタルで充填する最終工程に入ります。
まずは、無事にジャッキアップ完了しました。お疲れさまでした。