仙台市の住宅で、アラミド繊維基礎補強工事を施工中です。
基礎にクラックがあり、鉄筋探査機で調べた結果、無筋基礎と判明しました。
新耐震基準以前に建てられた住宅(昭和56年6月以前に着工された住宅)は、無筋基礎が多いのが現状です。
今回は特にクラックが多く発生している部分をアラミド繊維で補強しました。
不陸整正したのち、下塗り。
アラミド繊維を貼り付け、脱泡ローラーでなじませます。
その後、上塗りして完成。
床下換気口周りは、鉄筋の開口部補強の要領で、アラミド繊維補強を施しています。
これで、無筋基礎が有筋基礎と同等の靭性を持つ基礎になります。