今日は朝から不同沈下した住宅の現場調査です。
築年数から予想すると、新耐震基準の建物ですが、念のために鉄筋の有無を探査します。
縦筋が20cm間隔で入っており、基礎最上部の主筋位置でも反応がありました。
SWS試験で地盤調査した結果、深さ4m程度まで自沈層が確認されました。
木造 2階建て布基礎ですから、この自沈層が不同沈下の原因と考えられます。
詳細な地盤データが揃ってから、修正方法、補強方法を検討します。
尚、
建物の不同沈下は、不同沈下を修復して水平にすることはもちろん、不同沈下の原因を究明して、原因を取り除く補強工事が重要です。