民間の倍?の人がいて、民間の倍?待たされる、非効率の極みとも云える、
いわゆる“お役所仕事”だが・・

彼らお役所の人間が、民間より極端に能力が低い訳でもなく、怠けている訳でもなく、
寧ろ勤勉で、それでも彼らは、
(民間に比べ)決して多くない筈?の業務に追われ、残業の毎日を送っている。

何故なのだろうか?

私が思うにその原因は、お役所独特の流儀、無駄に仰々しい決裁文化にあるのでは?

例えば、担当職員が停職3カ月の処分を受けた本件で、申請者を待たせぬよう、
現場に権限を委譲し、要らぬ?決裁を省くことは出来なかったのだろうか?

もし、今まで必須?とされた決裁の内、現場への権限移譲が可能と思われる、
要らぬ?決裁を省くことが出来れば、
現場で業務にあたる下々の職員も、お役所仕事の遅さに辟易している市民も、
共に救われるのでは?


進まぬ生活支援金支給*仙台市僅か7%?(5月末現在)2011-06-11
【仙台市によれば、僅か8名の職員が通常業務をこなしながらの作業なのでと、しかも1日の処理件数が僅か10件程、一人当たり約一件。 一件の処理ならほんの数分で済むと思うのだが。
 
 市民からの苦情を受け?急遽11名の臨時職員を雇い入れて作業に当たらせ、ようやく38%?に達したとのことだ。

 これが民間であれば、信用問題で売り上げ激減、倒産の怖れだってある。
民間では、忙しくて出来ないとか、人手が足りないなど言い訳にもならない。

 職員の方は一生懸命に仕事をされていると思いますが、お各所全体の意識、システムを変えない限り、このような、無駄が多く非効率な『お役所仕事』はなくならない。】


これはパワハラ?嫌がらせ? その仙台市は、まじめに?こんなことを、若手職員に答えさせている!?
どうやら、お役所というところは、トンでもブラック職場らしい。

更に言えば、ブラック環境下の正規職員の下には、低賃金&不安定雇用に甘んじる?会計年度職員という非正規労働者が存在し、非効率なお役所仕事を、彼ら正規職員の下僕?として支えている?のだが・・

 仙台市HP
若手職員のホンネ
【Q1.なぜ仙台市の職員になりたいと思ったのですか。
Q2.他の官公庁や民間企業を併願していた方に伺います。その中で仙台市役所を選んだ理由を教えてください。
Q3.仙台市の職員になって最初に担当した仕事は何ですか。
Q4.自身が採用試験を受験していた時、心がけていたことはありますか。
Q5.入庁前に抱いていたイメージと違っていたことはありますか。
Q6.仕事をしていて一番やりがいを感じたエピソードを教えてください。
Q7.仕事で一番大変だと感じるのはどんなときですか。
Q8.新しい職場へ異動したとき、どのように仕事を覚えますか。
Q9.新しく入庁・異動してきた職員に対して、職場ではどのようなフォローがありましたか。
Q10.学生時代に勉強したこと、経験したことで仕事の役に立っていることはありますか。
Q11.仙台市の職員になってよかったと感じるのはどんなときですか。
Q12.これから仙台市を受験される方へ、メッセージをお願いします!

Q7.仕事で一番大変だと感じるのはどんなときですか。

担当業務を説明(上司への決裁・市民への説明)し、理解を得ることです。制度や法令の制約などにより、市民の方のニーズに応えられない時に、どのように納得していただくかは特に苦心します。(事務・男性)
他課や上司への説明など、市役所内部での調整に悩まされることがあります。(事務・男性)
人事異動後に、新しい環境に慣れるまでが大変だと感じます。(福祉・女性)
色々な立場の方々がいる中で、間に挟まれるときです。(土木・男性
人事異動などで業務内容が変わり、新しい業務を覚えるときは苦労します。(電気・男性)】一部抜粋


 Yahoo!ニュース・読売新聞オンライン 7/1(金) 7:07配信
上司と同姓の印鑑購入、勝手に決裁…市職員「申請者から催促あり交付遅れるのが嫌だった」

【男性職員は宮城野区建設部に在籍していた昨年12月~今年3月、市民から土地の境界を証明する書類の申請を受け、上司の引き出しから印鑑を持ち出して決裁を行うなどして計32件の書類を不正に作成して交付した。うち1件は上司と同じ姓の印鑑を購入して作成した。多くは決裁後に押される公印を上司の許可なく使っていた。書類自体に誤りはないという。

 4月に別の職員が保管書類を確認して判明した。男性職員は「申請者から催促があり、上司の決裁を得るまでに時間がかかって交付が遅れるのが嫌だった」と話しているという。】

 Yahoo!ニュース・tbc東北放送 最終更新:6/30(木) 16:33
「上司から決裁もらいづらかった」 勝手に公印使用 50代市職員“停職3か月”の懲戒処分
【公印や上司の印鑑を勝手に持ち出すなどして公文書を作成していたとして、仙台市は、50代の男性職員を停職3か月の懲戒処分としました。

停職3か月の懲戒処分となったのは、仙台市水道局に勤務する50代の男性職員です。仙台市によりますと、この男性職員は宮城野区の建設部に所属していた去年12月から今年3月までの間に、市の公印や上司の印鑑を勝手に持ち出して公文書を作成するなど、32件の不適切な事務処理をしていました。
男性職員が担当していたのは、市有地と民有地の境界線を確定する業務で「上司から決裁をもらいづらかった」「業務量も多く書類を申請した人からの催促に耐えられなかった」などと説明しているということです。】


 Yahoo!ニュース・khb東日本放送 最終更新:6/30(木) 18:50
「上司の決裁求めづらかった」 仙台市の男性職員が不適切な事務処理で処分
【仙台市は、公印や上司の印鑑を不正に使用するなどし不適切な事務処理を繰り返したとして、50代の男性職員を停職3カ月の懲戒処分としました。

仙台市の会見

 停職3カ月の懲戒処分となったのは、水道局給水部に所属する50代の男性職員です。 男性職員は宮城野区建設部に在籍していた2021年12月から2022年3月までの間、上司の承認を受けずに勝手に市の公印を使ったり、上司の印鑑を引き出しから持ち出して使用したりするなどし、32件にわたって不適切な事務処理を行ったということです。

 男性職員は「上司に決裁を求めづらかった」「業務量が増加し仕事が遅れがちになり手続きを飛ばしてしまった」と話しているということです。

 仙台市は今後、書類作成の進ちょく状況を上司が管理するほか、公印を使用する際の手続きを徹底するなどし再発防止に努めたいとしています。】