福島第1原発がメルトダウンの危機に瀕している最中ブラック東電&経産省は、有ろうことか “計画停電テロ”?を画策していた!?

計画停電は国民に対する脅しだった、という記事


電力の重要性を利用者に教育するため、夏の供給量は厳しい予測で出すべきだ

 福島第1原発でメルトダウン(炉心溶融)が進行していた2011年3月中旬。事故対応に追われる東京・内幸町の東京電力本店での会議で、ある幹部は言い切った。

福島原発事故:2011.3/11~3/12を振り返る
【『3/12・11・56 東京電力は、電力不足のため地域を限定し計画的に停電を行う
輪番停電」を実施する可能性が高いと発表』 ナント事故翌日から計画停電で利用者教育を画策!?
※ 「計画停電」と言う名の無計画停電は”原発存続”のための演出”のための嘘だった
   危機あおった電力会社 供給不足で危機演出 独占の驕り露呈
4【「電力の重要性を利用者に教育するため、夏の供給量は厳しい予測で出すべきだ」

 福島第1原発でメルトダウン(炉心溶融)が進行していた2011年3月中旬。事故対応に追われる東京・内幸町の東京電力本店での会議で、ある幹部は言い切った。東電は14日、戦後の混乱期以来の「計画停電」に踏み切る。

 鉄道各社は運行本数を大幅に減らし、首都圏の駅は「出勤困難者」であふれた。茨城、千葉両県の被災地までが停電の対象地域となり、予告された地域で停電が見送られるなど発表も二転三転。テレビ中継された東電幹部の官僚的な受け答えは利用者を怒らせた。】
※ 東京電力・需給逼迫による計画停電の実施と一層の節電のお願いについて

 もたついている原発事故の復旧作業に比べると、計画停電の発表が異常に早いことがわかる。
この時点で既に、電力不足デマの計画が出来上がっていた。 恐るべき用意周到さだ。

 3/11・3/12の時点では、政府も東電発表を鵜呑みにしていた可能性があるが、ほとんど事故の核心に触れていない。 このとき既に1号機~3号機まで、すべて『メルトダウン』状態だったとは。

 あろう事か、東電がそれを隠し、この後無責任にも事故現場から逃げ出そうとしていたとは。

JPN47ニュースより 3/113/12
  【3月11日】
【14時46分ごろ 宮城県北部で震度7の地震。震源地は三陸沖で、マグニチュード(M)8・8は観測史上最大
 15・00 東北電力女川原発が地震直後に自動停止。東京電力福島第1原発、第2原発、日本原子力発電東海第2原発も合わせ、停止は計11基に

 19・03 首相が福島第1原発について原子力災害対策特別措置法に基づく「原子力緊急事態宣言」を発令

 20・01 福島第1原発をめぐる原子力緊急事態宣言について、対象区域内の居住者らは現時点で特別な行動を起こす必要はないと枝野官房長官

 21・10 福島県が東京電力福島第1原発2号機から半径2キロの住民に避難を呼び掛け

 21・23 枝野官房長官が福島第1原発から半径3キロ以内の住民に避難を指示。陸自化学防護隊が出動

 24・37 宮城県の女川原発1号機のタービン建屋火災は11日午後11時前に鎮火。放射能の影響はないという  
 【3月12日】
 03・22 海江田万里経済産業相が福島第1原発1号機の格納容器内の圧力を下げるために弁を開くと発表

 04・09 新潟県の柏崎刈羽原発は運転継続と東京電力

 06・19 原子力安全・保安院は菅直人首相の指示により午前5時44分、福島第1原発周辺の避難指示区域を半径3キロから10キロに拡大と発表

 06・19 首相が福島第1原発などを視察するためヘリコプターで官邸を出発

 06・25 原子力安全・保安院は福島第1原発の正門近くの放射線監視装置で通常の8倍以上の放射線量検出と発表
 06・38 原子力安全・保安院によると、福島原発1号機の中央制御室で検出された放射線量は通常時の約千倍
 07・11 首相が福島第1原発に到着
 
 07・40 福島第2原発の1、2、4号機で、非常時の冷却機能を喪失したと国に報告と東京電力 

 08・37 福島第1原発の半径3キロ以内に住む約3千人の避難が6時すぎに完了と防衛省

 09・08 政府が、福島第2原発から半径3キロ以内の範囲に避難、10キロ以内に屋内退避を指示

 09・11 経済産業省原子力安全・保安院が東京電力に対し、福島第1原発1、2号機の格納容器内の蒸気を外部に放出するよう命令
 09・16 官邸で原子力災害対策本部の会合

 09・28 福島第1、第2原発周辺の双葉町、大熊町、富岡町(いずれも福島県)が全町民を避難区域外への避難させ始める

 10・12 枝野幸男官房長官は原発の蒸気放出について「管理された状況での放出は万全を期すため。落ち着いて退避してほしい」

 11・34 福島第1原発2号機のタービン建屋の外壁に2メートルのひびが入っていると作業員

 11・50 福島第2原発1、2号機でも原子炉格納容器内の蒸気を放出する作業が始まる
   
 11・56 東京電力は電力不足のため、地域を限定し計画的に停電を行う「輪番停電」を実施する可能性が高いと発表

 12・13 福島第1原発の正門付近の放射線量が午前9時10分現在で通常時の70倍以上に達したと東京電力。
 12・26 福島第1原発1号機で、炉心の水位低下による燃料の露出が午前11時20分現在で最大90センチに達したと原子力安全・保安院

 14・14 原子力安全・保安院が福島第1原発1号機周辺で放射性物質のセシウムを検出と発表

 15・12 福島第1原発の避難指示区域について「半径10キロ以内に変更なし」と原子力安全・保安院。午後3時36分、地震の直後に1号機建屋で爆発音がして白煙が上がり、東電社員ら4人がけが

 16・06 福島第1原発1号機の圧力容器内に東電が消防ポンプで海水を直接注入、冷却すると原子力安全・保安院が発表

 17・12 福島第1原発1号機の建屋爆発について「冷却用の水素ガスの爆発があったとみられ、詳しくは調査中」との連絡を東電から受けたと福島県富岡町

 17・50 福島第1原発1号機の敷地内の放射線量が1時間に1015マイクロシーベルトと、一般人が年間に受ける限度量に相当する値を示したと福島県
 17・50 枝野幸男官房長官が「何らかの爆発的事象があった。放射性物質の数値は想定の範囲内

 20・50 福島第1原発の爆発について「炉心の水が足りずに発生した水蒸気が水素となって酸素と合わさったため。格納容器に損傷はなく、外部の放射線物質は爆発後のほうがむしろ少ない」と枝野官房長官
 23・03 原子力安全・保安院担当者が「環境中の放射線モニタリングの値が下がっており、現時点で炉心溶融が進行しているとは考えていない」
 23・15 福島第1原発の3キロ圏内から避難してきた3人が被ばくしていたと福島県
 
 23・31 福島第1原発1号機の事故は、原子力事故・トラブルの国際評価尺度で1999年の東海村臨界事故に匹敵する「レベル4」に相当すると原子力安全・保安院担当者 】