30年以内に震度6弱以上 水戸81%」と、政府の地震調査委員会。
そんな最中、(首都壊滅の恐れのある)東海第二原発・再稼働を画策する自民党茨城県連は、水戸市での 自民党一の“脱原発男”秋本衆院議員の講演会を「反党的行為」と問題視??「原発の話は一切しない」と一筆書かせた。

東海第二原発に近い水戸市を、震度6弱以上の大地震が襲えば、どんな事態になるか?
想像するだけで背筋が凍る。
あわや東海第2はメルトダウンで東京壊滅だった!?
【原発の地元の首長さんには、貴方の街が、原発で壊滅する地獄絵を思い浮かべていただきたい。
そして、貴方の街の原発が、日本中に放射能を撒き散らし、放射能で安心して食べられるものが無くなって、
ものすごい形相で安全な食料を奪い合う人びとの姿を、想像していただきたい。】

原子力ムラの危険な賭け=東海第二原発 100万人の逃げ場あるか? 

原発推進(潜在的核武装)が党是?の自民党議員としては、秋本衆院議員の「脱原発講演会」は、「反党的行為」かも知れないが、

(首都壊滅の恐れのある)東海第二原発・再稼働を画策する自民党茨城県連の妨害行為は、茨城県民に対する「反県民的行為」、日本国民に対する「反国民的行為」なのでは?

誰のための政治?誰のための議会?<東海第二原発 県民投票条例案>議会は民意を汲め! 
【県民が願う「再稼働の賛否を問う県民投票条例」を、議会が勝手に握り潰して許されるのだろうか?

県民の意を汲む意思のない議員には、一人残らず落選していただいた方が、茨城県民ためでは?】


 日本経済新聞 2021年3月27日 5:28更新
30年以内に震度6弱以上 水戸81%、徳島・高知75%

【政府の地震調査委員会は26日、全国各地で震度6弱以上の巨大地震に襲われる確率などを示した「全国地震動予測地図」の2020年版を公表した。

 今後30年間に強い揺れが襲う確率で、県庁所在地で最も高かったのは水戸市で81%で、徳島市と高知市が75%と続いた。太平洋に面した自治体で確率が高かった。】一部抜粋

 東京新聞 2021年3月25日 22時52分
「原発の話は一切しない」講演会前に一筆 脱原発派の自民・秋本衆院議員が二階氏の指示で茨城県連に提出


 東京新聞 2021年3月28日 22時09分
原発の「げ」の字も出さず 自民・秋本議員が水戸で講演 「地元の事情踏まえた」
【脱原発派で知られる自民党の秋本真利衆院議員(千葉9区)は28日、自著「自民党発!『原発のない国へ』宣言」(東京新聞)の出版を記念して水戸市で講演した。ただ、同党の二階俊博幹事長が「原発の話は一切しない」と確約することを講演の条件にしたため、原発には触れなかった。

 講演会は県内の市民らでつくる実行委員会の主催。日本原子力発電東海第二原発(茨城県東海村)の再稼働問題を抱える自民党茨城県連が、実行委に立憲民主党などの地方議員が含まれることを「反党的行為」と問題視し、秋本氏に講演を辞退させるよう二階氏に申し入れていた。
 これを受け、二階氏は秋本氏に、講演を中止させない代わりに「原発の話は一切しない」と約束する文書を県連幹部に提出するよう指導していた。】

 TBS NEWSチャンネル 2021/03/29
自民党一の“脱原発男”講演会で「脱原発」言わず なぜ?

【自民党の「脱原発男」とも言われる国会議員の講演会が物議を醸しています。処分を求める意見書が出る事態、一体、何があったのでしょうか。

 「『お前、本当に自民党なのか』と、『何だったら違う政党行った方が良いんじゃないの』と何度も言われました」(自民党 秋本真利衆院議員)

 茨城県水戸市で28日、講演会を開いたのは、自民党の秋本真利衆院議員。原発再稼働を進める方針の自民党に所属しながら、脱原発を訴える本を出版し、河野大臣からも“自民党一の「脱原発」男”と評される人物です。講演会は書籍の出版を記念して行われたもので、“脱原発”についてどのような発言をするか注目されていました。ところが・・・

 「再生可能エネルギー以外の全ての電源は、2050年にこの国に残っているエネルギーは再生可能エネルギー以外にはないと」(自民党 秋本真利衆院議員)

 およそ1時間の講演で再生可能エネルギーの重要性は繰り返すものの、ついに“脱原発”という言葉は一度も使いませんでした。一体、なぜなのでしょうか?きっかけは今月12日、二階幹事長に提出されたこの意見書です。

 「今回の講演を辞退するよう指導すること」

 提出したのは、秋本氏が講演を行った茨城県の自民党県連です。県連は東海第二原発の再稼働問題がある中、地元の事情を顧みず、立憲民主党などの地方議員が主催者に含まれる講演会で脱原発について話すことは、県知事選や総選挙への影響も懸念され「反党的行為」だと猛反発。従わない場合は処分を検討するよう、二階氏に申し入れたのです。

 「(県連からの)要望に対して意向は(秋本氏に)伝えてありますから、あとは本人の良識の判断に待つより仕方がない」(自民党 二階俊博幹事長〔22日〕)

 党側と調整した結果、秋本氏は「原発の話は一切しない」と約束する文書を県連幹部に提出することで講演を行いました。党の対応について、秋本氏は・・・

 「それぞれ地元には地元の事情がありますし」(自民党 秋本真利衆院議員)
Q「再エネ以外のあらゆる電源はなくなる」とは原発も含まれるということでいいか?
 「再生可能エネルギー以外のあらゆる電源と表現したのは、再エネ以外は全て含むということです」(自民党 秋本真利衆院議員)

 脱原発という言葉を口にすることは最後までありませんでした。こうした事態について自民党内からは・・・

 「議員の発言に党が制限を加えるべきではない。“自由”民主党なんだから発言は自由であるべきだ」(自民党ベテラン議員)

 秋本氏は、今後も国会や党でエネルギー政策の転換を主張し続けていくとしています。(29日15:42)】