因果関係は不明だが、アメリカで1170例、英国ではファイザーとアストラゼネカのワクチン接種後に402人の死亡例が報告され、ドイツでも113人が死亡、香港や韓国 東アジアでも・・ 

ワクチン接種後に死亡 0.003% 米国内で1170件 CDC「関連があるとは認められないが、引き続き調査」

香港でワクチン接種の2日後に死亡 因果関係は不明

ワクチン先行接種 3万4000人超が1回目の接種を終える 厚労省


 TBSニュース 2日 23時51分
ノルウェー当局「接種後死亡の大多数はワクチンとは無関係」
【ノルウェーの医薬品規制当局はファイザー製の新型コロナワクチン接種後の死者について、「ほとんどはワクチンとは無関係」との見方を示しました。

 ノルウェー医薬品庁は先月中旬、ファイザー製の新型コロナワクチン接種後2週間以内に亡くなったケースのうち、93例を精査していると明らかにしました。ほとんどが高齢者施設の入所者であり、平均年齢は87歳を超えていて、医薬品庁は「この年齢グループはもともと週に平均50人が亡くなる」と述べています。

 2日、JNNの問い合わせに対し医薬品庁のマドセン医療責任者は「今のところ死亡例の大多数はワクチン接種とは関係がないと見ている」とした上で、「ノルウェーの接種計画は一切の変更や中断なく進んでいる」と述べました。ノルウェー医薬品庁は4日に新たな統計を発表するとしています。】

 
 
 聯合ニュース(韓国) 21.03.03 17:44
コロナワクチン接種後に2人死亡 「調査で因果関係確認」=韓国当局
【疾病管理庁によると、療養型病院に入院していた50代と60代の男性患者2人が英製薬大手アストラゼネカのワクチンの接種を受けた後、3日午前に死亡した。

 接種開始から5日で初の死亡例が報告されたことで、ワクチンの安全性を巡って論争が起こることも懸念される。

 鄭氏は、世界各国でも接種後に基礎疾患のある患者や他の原因による死者が多数報告されたが、調査の結果、現在使用されている米ファイザーやアストラゼネカのワクチンによる死亡と確認された例はないとして、「過度な不安感を抱いて接種を避けないでほしい」と強調した。

 疾病管理庁によると、英国ではファイザーとアストラゼネカのワクチン接種後に402人の死亡例が報告され、ドイツでも113人が死亡したと報告されたが、このうちワクチンの接種と関連がある例は確認されていない。】一部抜粋


香港でワクチン接種の2日後に死亡 因果関係は不明


 NHKニュースWEB 2021年3月3日 17時13分
ワクチン接種の女性死亡 接種との因果関係詳しく検証へ 厚労省
【新型コロナウイルスのワクチンを接種した女性が3日後に死亡したことについて、厚生労働省は自民党の会合で、ワクチン接種との因果関係があるかどうか詳しく検証する方針を示しました。

厚生労働省は2日、先月26日に新型コロナウイルスのワクチンを接種した60代の女性が3日後に死亡し、原因はくも膜下出血が推定されると発表しました。

これについて、3日開かれた自民党の会合で厚生労働省の担当者は女性の死亡とワクチン接種との因果関係があるかどうか、詳しく検証する方針を示しました。

これに対し、出席した議員からは「因果関係はないかもしれないが、これから多くの高齢者がワクチンを接種する中で亡くなる人も出てくるかもしれない。透明性を持って広報していく必要がある」という指摘が出されました。

また、EU=ヨーロッパ連合などで検討されているように、日本でもワクチンを接種した人に証明書を発行することを検討すべきだという意見が出されたのに対し、厚生労働省の担当者は「『証明があれば何をしてもよい』ということになるのを懸念している」と述べ、現時点では検討していないことを明らかにしました。

一方、会合ではファイザーなどが開発したワクチンの接種が3週間の間隔で2回行われることについて、出席議員からワクチンが十分に確保されるまでは接種の間隔を2倍程度に延ばすことができないか、政府に検討を求める意見も出されました。

自民 下村政調会長「接種間隔は柔軟に判断を」

自民党の下村政務調査会長は記者会見で、ファイザーなどが開発したワクチンの接種が3週間の間隔で2回行われることについて「医学的な根拠の中で、間隔が4週間でも心配ないということをファイザーが説明している。予定どおりにわが国にワクチンが供給されるか明らかでない部分もあり、柔軟な判断をしていく必要がある」と述べました。】



 ミクスonline 2021/03/03 04:51
新型コロナワクチン接種後の死亡例1例報告 因果関係は「評価不能」 厚労省
【厚生労働省は3月2日、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種後に1例の死亡例が報告されたと発表した。60代の女性で、報告者によると死因はくも膜下出血と推定されると報告されているという。因果関係は「評価不能」としている。

女性は、2月26日に接種、3月1日に死亡した。基礎疾患やアレルギーはなかったという。

◎海外ではくも膜下出血とワクチンの関連は報告なし 偶発事例の可能性も

森尾友宏・厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会長は、「くも膜下出血が40~60歳代で比較的起こりやすい疾患とされており、今のところ海外における接種事例でも、くも膜下出血と新型コロナワクチンに関連があるとはされていないようである」と指摘。「偶発的な事例かもしれないが、この症例についても更に情報を収集し、今後の審議会で評価していく必要がある」としている。

岡明・薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会長は、「くも膜下出血であったとすれば、一般には以前からあった動脈瘤などの破裂が原因となることが多く、こうした年代の方々に生じうる疾患と考えられる。ワクチンとの関連については、海外での治験や接種後の報告でも、新型コロナワクチン接種後にくも膜下出血が増加するとの知見は報告されていない様である。事例に関する情報等を更に収集した上で、今後の審議会で検討することになる」としている。

◎172バイアル使用不可 医療機関が同一電源コンセント共有で電源不足が原因

新型コロナワクチンを保管するディープフリーザーの稼働が停止し、ワクチン172バイアルが使用不可になった問題を受け、厚生労働省は3月2日、調査結果を公表した。ディープフリーザーの故障は認められず、同一の電源コンセントに複数の機器が共有された状態で使用されていたため、電力不足に陥ったことが原因と判明したという。厚労省は、ディープフリーザーを設置した医療機関等に対し、再発防止に向けた注意喚起を行うとしている。】