原発事故時の住民避難には、大雪、台風、波浪、そしてコロナ・・多岐に亘る障害が立ちはだかる。

自然災害などの障害を一切考慮しない避難計画を、見直すことなく原発を再稼働させることが、果たして許されるのだろうか?

と 言っても、高浜・川内・伊方・大飯では、実効性のある避難計画を立てることなくフライング、 既に再稼働してしまっているが・・

そんな中、町民のi命を賭けた?無謀な決断をされた御仁も。。
高浜原発40年超再稼働、町長同意へ 国内初、2月1日にも正式表明


 FNNプライムオンライン 2021/01/10
福井で一時1000台超 立ち往生 富山・新潟でも交通障害

【福井県の北陸道では、一部区間の上下線で、最大1,000台以上の車両が立ち往生した。

夜が明けてからは、県がドライバーらに、食料や毛布などを配布するとともに、災害派遣要請を受けた自衛隊などが救助活動を行い、午後4時時点で立ち往生している車両は、およそ420台まで減少している。

一方、富山県では、東海北陸自動車道で、最大およそ200台が立ち往生していたが、除雪した場所から車をUターンさせるなどして、車両の数はおよそ90台まで減少した。】一部抜粋


 毎日新聞 2021年1月30日 08時41分
大雪で原発から避難できるのか 柏崎刈羽近くの住民「実効性ある計画を」
【今冬の記録的な大雪で、厳冬期に東京電力柏崎刈羽原発からの避難ができるのかという疑問が、原発近くの住民から出ている。新潟県が2019年に策定した広域避難計画では、積雪による交通障害の影響は考慮しておらず、多数の住民を避難させられるかが改めて問われる事態になっている。

 「先日の大雪でも本当に逃げられるのか、私たちにとっては切実な問題だ」。柏崎刈羽原発から5キロ圏(PAZ)に暮らす柏崎市と刈羽村の住民団体が29日、積雪時でも避難できる実効性ある計画の策定などを求めて記者会見した。近く、県、市、村などに大雪時の避難に関する要請書を送る。

 住民から「今何をすべきか意見交換しよう」との声が上がり、2度の会合を経て、住民約20人が参加する「原発事故即時避難5キロ圏(PAZ)住民の会」(吉田隆介共同代表)を結成した。吉田さんは「(大雪では)車庫から車が出せないし、出せても移動できない。どうやって即時避難すればいいのか、行政には腰を据えてしっかり議論してほしい」と訴えた。】一部抜粋