システム内でメモリ故障、バックアップへの自動切り替えに失敗?
仮に(本日中に)再起動した場合 混乱を生じさせることが想定され、終日売買停止??

自動切り替えに失敗したなら、手動切り替えで対応できないシステムだったのか?
混乱を最小限で納めるため、一分一秒でも早く取引再開すべきところ、
なぜ終日売買停止を選択したのか??

2005年の東証のシステム障害発生時にも活躍した(通常営業中の)大阪取引所の活用を考えなかったのか?
各地の取引所も巻き込んだ東証の障害、なぜ大阪取引所だけ取引継続できたのか

疑問符だらけの説明、これから機器交換を行って、明日の売買再開に間に合うのか?甚だ疑問だ。


株式売買システムの内部に2台あるストレージシステム「共有ディスク装置」の1号機に異常が発生」?

通常であれば1号機に異常が発生しても2号機に自動的に切り替わる設定になっているはずだったが、何らかの理由で切り替わらなかった」?

仮に再起動した場合における投資家や市場参加者へ混乱を生じさせることが想定され、それにより円滑な売買の実施が難しいと考えられたことから、市場参加者と協議の上、終日売買停止」??

東証でシステム障害、全銘柄の売買停止(大阪取引所での売買は通常どおり)
 

 THE PAGE(ザ・ページ) 2020年10月1日
システム障害で終日取引停止 東証が会見(2020年10月1日)


 NHKニュースWEB 2020年10月1日 18時06分
東証 システムトラブル 宮原社長らが陳謝 2日の売買再開へ準備

【システムトラブルの影響で1日、終日にわたって株式の売買を停止した東京証券取引所は、宮原幸一郎社長らが記者会見し「深くおわびします」と陳謝したうえで、2日からの売買再開に向けて準備を進めていると強調しました。

2日の売買再開について東証は、準備ができ次第、1日午後7時半をめどに公表するとしています。】

 時事ドットコム 2020年10月01日17時47分
JPX・富士通株、私設取引で急落 東証システム障害影響
【東証の全銘柄の売買が停止された1日、証券取引所を経由せずに上場株式を売買できる私設取引システム(PTS)では、日本取引所グループ(JPX)や、東証の売買システムを納入した富士通の株価が急落した。システム障害による信用低下などを見越した売りが膨らんだ。】

 JPX日本取引所グループ・東京証券取引所 2020/10/01
障害に伴う売買の停止について【第5報】
【本日は、ハードウェアの障害及び障害の起こった機器からバックアップへの切り替わりが正常に行われなかったことによって相場情報が配信出来なくなりました。
現在、ハードウェアについては交換を予定しており、その他メンテナンス等を含め、明日以降、正常な売買ができるよう対応を行っています。

本日は、仮に再起動した場合における投資家や市場参加者へ混乱を生じさせることが想定され、それにより円滑な売買の実施が難しいと考えられたことから、市場参加者と協議の上、終日売買停止することとしたものです。多くの関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。】

 ITmedia NEWS 2020年10月01日 18時00分 公開
東証、システム障害で謝罪 詳細な経緯説明、当面は「人的監視」で対応
【システム障害で全取引を終日停止した問題を受け、東京証券取引所(東証)は10月1日、都内で開いた緊急の記者会見で市場関係者や投資家に謝罪した。ハードウェア障害の発生と、バックアップ切り替えの不具合が原因だという。

 東証の宮原幸一郎社長は会見の冒頭「投資家などの投資機会を逸してしまい、責任を痛感している」と陳謝。経営陣の責任については、「JPX全体で原因を究明し、再発防止に努めた上で、経営判断したい」とした。

システム内でメモリ故障、切り替え働かず

 システム障害の経緯について東証は、午前7時4分ごろ、「arrowhead」(アローヘッド)と呼ばれる株式売買システムの内部に2台あるストレージシステム「共有ディスク装置」の1号機に異常が発生したと説明する。異常の原因は装置のメモリ故障という。

 通常であれば1号機に異常が発生しても2号機に自動的に切り替わる設定になっているはずだったが、何らかの理由で切り替わらなかったとしている。この結果として、arrowheadの情報配信処理や売買監視システムに異常が発生したことから、午前8時54分にネットワークを遮断し、取引を停止したとしている。

 東証は2019年11月にarrowheadを刷新したばかり。現システムの稼働から1年足らずで今回の障害が発生した。メモリの故障や切り替えが動作しなかった原因については、システム開発元の富士通とともに原因を究明するとしている。

 サイバー攻撃の可能性については、メモリの故障がログから明らかになっており、このメモリが外部と直接つながっていないことに加え、外部からの攻撃監視にも異常がみられないとして否定した。

 再発防止に向けて東証は今後、原因が判明するまで当面の間、共有ディスク装置の動作状況や切り替えについて人的監視を強化することで対応するとしている。

 東証は現時点で、2日から取引を再開するとしているが、本日中に最終決定する方針。】