八百長臭い特例救済措置で、42年目に40年超の運転延長を認められた高浜1・2号機だが・・
高浜1.2号機ー実は42年目:規制委、無理に無理を重ね60年延長ごり押し
【福島原発事故に学び、原発稼働は原則40年に。延長はあくまで例外だった筈だが・・

 しかし、その例外に3年猶予の特例で、42年目の高浜1.2号機は奇跡的?に救われ、
7月7日のデッドライン直前に60年延長合格の運び。

高浜原発「40年超え」運転延長? 福島原発は延長後一月で大事故を起したが・・

高浜原発1・2号機 40年超の運転延長へ。耐震試験は延長期限7月7日の後
【原発依存度が際立って高い関西電力を救うため?40年ルールの期限が特別に3年延長され、
運転開始から42年の高浜1・2号機は、無理に無理を重ねた異例のスピード審査で合格??

 その上、耐震試験は延長期限7月7日の後。
規制する側が規制される側と共謀したルール破りは許されるのか?】

 仮に、来年早々再稼働に漕ぎ着けたとしても、高浜1・2号機には、6月9日までにテロ対策施設「特定重大事故等対処施設」建設完了という更なるデットラインが・・
川内1号機、テロ対策遅れで来年三月に停止=全原発へ波及の可能性

関電疑惑 原発マネー、元助役の関係企業に370億円超・・見返りは3億2千万円どころじゃない?
64億円受注の「吉田開発」が3億円なら、149億円受注のメンテナンス会社からは、
それ以上の工作資金?が、関電に還流したと疑うのが普通だと思うが・・

もっと言えば、高浜原発だけで5457億円の安全対策費、他原発を含めると
1兆円越えの安全対策費を原資に、別ルートからも巨額の原発マネーが還流?
政界にも流れた?という筋書きが一番自然では?

福島原発事故以前の分も含めると、
関西電力一社で数兆円規模の原発関連費用を原資に?? 
もちろん、関電以外の旧電力各社でも・・
大手電力9社 、関電問題受け役員対象に自主的調査 不適切な事例なし??????????????


 福井新聞 2020年8月22日 午前7時00分
40年超原発運転、地元同意見通せず 関電美浜と高浜、2021年再稼働の工程公表

【関西電力は8月21日、原則40年の運転期間を超えた美浜原発3号機(福井県美浜町)と高浜原発1号機(福井県高浜町)について、早ければ2021年1月ごろと3月ごろに再稼働させるとの工程を明らかにした。2基は国の審査で延長運転に必要とされた安全対策工事が9月に完了する見込み。地元自治体の同意を得て再稼働すれば国内初の40年超運転となる。ただ、関電役員らの金品受領問題で地元同意の見通しは立っておらず、計画通り進むかは不透明だ。

⇒40年超運転、金品受領問題の影(D刊)

 再稼働時期の延期は3回目。4月に申請した前回工程では2基とも10月ごろとしていた。2基に関する機器や設備の性能などを規制庁が現地確認する「使用前検査」の変更届に新たな工程を明記し、21日に原子力規制委員会に申請した。

 関電によると、今回の変更理由は、今年3月に高浜原発で発生した死亡事故を受け、検査に対応する作業期間に余裕を持たせるなど、工程を精査したため。

 再稼働は美浜3号機が約3カ月、高浜1号機が約5カ月延びた。高浜1号機の延期期間が長い理由について関電は「高浜3、4号機の定期検査と実施時期が重なり、1号機の点検作業に従事する作業員の確保が難しいため」としている。

 新たな工程では、美浜3号機が12月に燃料装荷、2021年1月に再稼働、同2月に営業運転開始。高浜1号機は同2月に燃料装荷、同3月に再稼働、同4月に営業運転開始としている。

 立地自治体の2町長はコメントを発表した。美浜町の戸嶋秀樹町長は「労災などの実情を踏まえ、既存施設の点検も慎重に進めてきたことや、新型コロナウイルス感染対策などの環境の変化がある中で、工程を精査した結果と聞いている。引き続き安全最優先で進めていただきたい」、高浜町の野瀬豊町長も「精査された結果での工程変更だと認識しており、適切な判断であると考える。引き続き発電所の安全確保に努めてほしい」とした。】