小池知事は100人規模が続くことについて
より多くの人にPCR検査を受けていただいている」 「実際に陽性になった人の濃厚接触者も(検査を)受けていただいている」とし、集団検査などが進んでいるためと説明。

ミドリのタヌキ語?を日本語に翻訳すると、
今までは(諸般の事情で)PCR検査を絞り、感染者数を少なく見せてきたが、
(隠れ感染者が多い新宿の夜の街で)濃厚接触者まで検査対象を拡大したため、
急増したように見えるが、別に心配するようなことではない
』 ということでは?

新宿に比べ、人出の増加が著しい、若者の街・渋谷からの感染者が少ないのも気になるが・・東京都心部の人出の推移

気になると言えば、
東京都・新型コロナウイルス感染症対策サイトのデータは19:30更新なのに、お昼過ぎに感染者数を発表するのは何故だろう?(都知事選挙対策で)テレビへの露出を増やすためか?

お昼過ぎから19:30までのデータを、翌日に回すのは不自然に見える。
感染者数の発表は、その日のデータが出揃ってからの方が良いのでは?

東京都・新型コロナウイルス感染症対策サイト
都内の最新感染動向 最終更新 2020年7月2日 19:30


新型コロナ1.5波? 東京で100人超が感染ーどう出る小池都知事 “東京アラート”再発動は?






 ブルームバーグ 2020年7月3日 15:27 更新
東京の新規感染者124人、「一層の警戒必要」-小池都知事
【新型コロナで2日連続の100人超-新宿エリアで50人、池袋で7人
休業要請には慎重、政府が緊急事態再発令なら専門家の意見聴き判断
東京都内で2日、新たに124人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1日当たりの感染者数が100人を超えるのは2日連続で、5月25日の緊急事態宣言解除後で最多となった。小池百合子知事が午後の記者会見で明らかにした。

  小池知事は会見で、都内の現状について「より一層の警戒が必要だ」と述べた。新規感染者は新宿エリアで50人、池袋エリアで7人確認されており、年代別では20代-30代が7割を占めることも明らかにした。

  いわゆる「夜の街」での感染拡大について小池氏は、感染防止のガイドラインを順守している店もあり、「すべての店が危ないと言っているわけではない」と指摘。接待を伴う飲食店以外での会食でも感染が確認された例があるとして、地域や業種、店の対応などを踏まえて利用するよう呼び掛けた。

  事業者への再度の休業要請については、感染拡大防止と社会経済活動に与える影響を考慮すべきであり、「慎重な判断が必要になってくる」と述べた。政府が再度緊急事態宣言を発令した場合には、専門家の意見を聴き、判断する必要があるとの認識を示した。

  都内の新規感染者数が再び100人超となったことについて、菅義偉官房長官は3日午前の記者会見で、入院患者は増加傾向にあるが、重症患者は減少しているなどと指摘した上で、「直ちに再び緊急事態宣言を発出する状況に該当するとは考えていない」と述べた。東京都と連携し、緊張感を持って感染状況を注視するとの考えも示した。】


 東京新聞 2020年7月3日 13時21分
東京都で新たに124人の感染確認 2日連続の3桁に
【東京都の小池百合子知事は3日午前、都内の新型コロナウイルスの新規感染者が、2日連続で100人台に達するとの見通しを示した。都庁で報道陣の取材に明らかにした。関係者によると124人という。5月25日の緊急事態宣言解除後で最多を更新した。 (松尾博史)

 小池知事は100人規模が続くことについて「より多くの人にPCR検査を受けていただいている」「実際に陽性になった人の濃厚接触者も(検査を)受けていただいている」とし、集団検査などが進んでいるためと説明した。
 一方で「増えるときは倍々で増えていくケースがある。準備はしておこうということで、準備をさせていただいている」とも述べ、患者数の増加に備えて、引き続き病床数の確保に取り組んでいると説明した。

 都内の新規感染者は2日に107人の報告があり、2カ月ぶりに3桁となっていた。小池知事は「感染拡大要警戒の段階」として、接待を伴う飲食店など夜の繁華街への外出を控えることなどを呼びかけていた。
 都内の感染状況について、都のモニタリング専門家による1日時点の評価は「感染が拡大しつつある」としている。】

 東京新聞 2020年7月3日 06時00分
東京107人感染 小池知事「夜の街で増加、自粛を」<新型コロナ>





東京都・新型コロナウイルス新規感染者


東京都心部の人出の推移



 ニューズウィーク日本版 2020年7月3日(金)12時23分
東京都、新型コロナウイルス新規感染120人以上を確認 2日連続で100人突破
【3日、都内で新たに120人以上の新型コロナウイルス陽性者が確認された。日本経済新聞など国内メディアが報じた。陽性者が2日連続で100人を超えるのは5月2日以来62日ぶり。

小池百合子東京都知事は都庁で記者団に対し、3日の都内の新型コロナウイルス新規感染者数も100人台になると述べた。

これで都内で確認された陽性者の合計は6520人以上となる。


小池都知事は2日夕方の緊急記者会見で、現在の状況について「感染拡大要警戒」にあると述べ、夜の繁華街への外出を控えるように呼びかけた。一方では、「緊急事態宣言の状況に戻ることは誰にとっても好ましくない」として、当面は休業要請などの規制は行わず、経済と感染防止を両立させていくと語った。

都では1日から新しいモニタリング指標を導入しており、専門家に、感染状況と医療提供体制について分析を依頼。小池知事は「感染状況についての(専門家の)評価は『感染が拡大しつつある』、医療提供体制については 『体制強化の準備が必要である』との分析結果だった」と説明。「都として感染拡大の警戒を要する段階だ」との認識を示していた。

日常生活の回復と感染拡大が隣り合わせの東京

東京都は、6月1日から新型コロナ対策の規制緩和のステップ2へと移行したが、翌2日には34人の感染確認により都民に警戒を呼びかける「東京アラート」を発動。11日には「東京アラート」を解除して規制緩和を拡げ、19日からは一部の大規模なイベントを除きすべての業種に対して規制を全面解除した。

しかし、規制緩和とともに新規感染者の数は徐々に増加。6月は1日平均で33.2人と、規制緩和の条件とされた1日20人という指標を上回る状態が続いている。また6月29日までの1週間では、人口10万人あたりの新規感染者が平均で2.61人となり、厚生労働省が都道府県に対して示した社会への協力要請を行うための基準を上回っている。】