浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ
新型コロナに乗じ、ネット空間で蠢くデジタル詐欺師たち。

コロナ 偽リモート会議に注意 人気テレビ会議サービス「ズーム」そっくりの偽ページで被害相次ぐ

これも、新型コロナに便乗したデジタル詐欺の一種か?
コロナ禍に悪乗り? マイナンバーを口座にひも付け 悪党・自民が今国会にも議員立法で・・

 秋田県 大館警察署 2020年05月18日
注意!偽サイト多数確認!
【現在、日本の公的機関や企業などの偽サイトが多数確認されています。

 これらの偽サイトは、URL以外が本物のサイトと見分けがつかないものが多く、サイバー犯罪などに用いられる可能性があります。

 インターネットを利用する際は、注意しましょう。】

 釧路町HP 2020年5月19日
特別定額給付金に関する偽サイトにご注意ください
【行政機関のホームページを模倣した特別定額給付金に関する偽ホームページが確認されております。

ホームページのアドレス(URL)に見慣れない末尾文字があるなど、不審に思った場合は、安易にアクセスせずに、本物のサイトのURLを確認してください!!】

 川崎市HP 2020年5月18日
【新型コロナウイルス関連】偽サイト編
【「マスクが購入できる」というメールが届き、URLをクリックして個人情報を入力してしまったといった相談が全国の消費生活センター等に寄せられています。メールの差出元を確認し、安易にURLをクリックしないようにしましょう。】


 国立国会図書館 2020年5月19日
【注意喚起】国立国会図書館の偽サイトにご注意ください
【国立国会図書館や日本の省庁、自治体、企業などを模倣した海外ドメイン名の偽サイトにご注意ください。偽サイトにアクセスすると情報搾取等の被害を受けるおそれがあります。
不審な場合には、そのページへのアクセスをすぐに中断してください。】

 兵庫県HP 2020年5月19日
政府機関や地方公共団体の偽サイトにご注意ください!

 茨城県HP 2020年5月18日
自治体の公式サイトを模倣した偽サイトに御注意ください
【インターネット上で,特別定額給付金に関するものも含め,自治体のホームページを模倣した「偽サイト」が確認されています。

また,自治体だけでなく,民間のWebサイトもターゲットとされており,同様の「偽サイト」が多数確認されています。

偽サイトの目的は不明ですが,アクセスすることにより,不正に個人情報を抜き取られるなどの被害を受ける可能性があります。

皆さまにおかれましては,茨城県ホームページのURL(https://www.pref.ibaraki.jp/)を確認の上,偽サイトへのアクセス・閲覧をすることのないようご注意願います。】


 FNN PRIME 2020年5月14日
前代未聞…官庁・企業などそっくりな「偽サイト」大量に見つかる 誰がなぜ?専門家の見解を聞いた

左側が本物の首相官邸ホームページ 右の偽サイトは情報が古い
【日本の中枢である省庁をはじめ、あらゆる自治体、様々な企業の公式サイトとそっくりな膨大な数の「偽サイト」が見つかり、各方面から注意が呼びかけられている。

「偽サイト」は首相官邸や県庁・市役所などの公的機関から、自動車・電機・食品メーカー、運輸、人材派遣、金融、報道機関など千件以上に及ぶと見られ、トップページだけではなく内部コンテンツも見分けることができないほどそっくりに作られており、動画を再生できるものまであった。

神戸市の公式サイトの例を見てみても本当にそっくりだが、自治体や企業はこれら「偽サイト」にアクセスしないようネットで注意を呼びかけ、様々なニュースサイトが報道しているが、その内容までもが「偽サイト」に掲載されている。

(参考記事:神戸市の「偽サイト」出現…アクセスしないよう市が注意呼び掛け )】一部抜粋


 日経クロステック 2020.05.19
国内外で大量発生の偽サイトに驚愕、あのドメインに注意
【国内の組織や企業のWebサイトを模倣した偽サイトが大量に見つかった。首相官邸や横浜市、神戸市、名古屋市など偽サイトをつくられた組織、日本サイバー犯罪対策センター(JC3)などは2020年5月14日、偽サイトにアクセスしないよう注意喚起を出した。

新型コロナウイルス対策として配布される定額給付金のオンライン申請が始まった時期と重なり、個人情報の取得を目的としたフィッシングサイト(詐欺サイト)ではないかと指摘する声もある。ただ、申請受け付けを開始していない自治体の偽サイトも多く、偽サイトの設置目的は分かっていない。

 5月14日までに一部の偽サイトを確認したところ、正規サイトと同じ内容が表示され、正規サイトが更新されると偽サイトも更新されるといった具合だった。報道機関の偽サイトも見つかり、この大量偽サイトを報じる記事が報道機関の偽サイトでも表示されることが確認できた。

 一連の偽サイトは、特定のコンテンツデリバリーサービスにホストされており、同一の攻撃者もしくはグループによるものではないかと指摘する声がある。また対象となったのは国内だけでなく、海外の組織や企業の偽サイトも見つかっている。】一部抜粋


 ESET/マルウェア情報局(キヤノンマーケティングジャパン)2020年05月19日
新型コロナウイルス感染症に便乗した詐欺が横行中
【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に便乗した詐欺が横行しています。マスクの販売サイトと偽りフィッシング攻撃を仕掛け、新型コロナウイルス対策に関するでたらめな情報を拡散し、偽の検査キットを販売しています。詐欺にだまされないためには手口を知っておくことが重要です。

なりすまし詐欺

詐欺師がWHOになりすまし、多くの人が騙されている状況をWHOは把握しています。広がり続けるこれらの詐欺に対抗するために、WHOは情報の伝達方法に関する情報と、WHO公式の電子メールアドレスの例をWHOのウェブサイトで公開しています。

WHOに加えて、サイバー犯罪者は米国疾病対策センター(CDC)にもなりすましています。FBIは、送信元をCDCに偽装し、マルウェアに感染させるリンクとファイルが添付された詐欺目的の電子メールについて警告しています。

企業を狙った後払いと緊急の注文

サイバー犯罪者は、混乱が続くこの状況を悪用し、会社の代表になりすまして、さまざまな資材について緊急の発注書を送りつけています。企業の中には収益を得ることが切実となっている場合もあり、発注書を受信した担当者が十分に考慮せずに、添付ファイルをクリックしてしまう場合もあります。下図は、このような緊急の発注書が利用されている例です。偽装された攻撃用のファイルが発注書として添付されており、ファイルをダウンロードして実行すると、悪意のあるコードがインストールされます。

マスク不足を悪用する攻撃

次々と広まっている別のタイプの詐欺は、需要が高く、なかなか入手できない製品に関係しています。ここでは、フェイスマスクの詐欺について説明します。詐欺目的のウェブサイトは、「OxyBreath Pro」フェイスマスクを割引価格で提供すると謳ってユーザーを騙します。フェイスマスクが不足している状況が続いており、法外な値段でも購入する方がいるようですが、このサイトでマスクを購入すると、フィッシング攻撃に陥り、個人の機密データが詐欺師に盗まれることになります。

偽の新型コロナウイルス検査キット

世界中の警察機関は、これらの検査キットや他の有害な医薬品が詐欺目的で提供されていることを把握しており、捜査を開始しています。世界規模の捜査により、1300万ドル相当の潜在的に危険な医薬品が押収されており、新型コロナウイルスに関連する偽の製品を提供している2,000を超えるウェブサイトが見つかっています。】一部抜粋