SARSでは02年11月から03年7月の間に774人が死亡、
一方 新型コロナは、発覚から僅か二ヶ月余りで813人が死亡。

被害拡大のスピードが格段に速いにも拘わらず、WHOや日本政府の対応は、悠長過ぎる。

クルーズ船内では、新たに約100人が体調不良訴えて、「全員検査して」と願っているにも拘らず、脳天気な政府・厚労省は・・

 西日本新聞より
クルーズ船乗客「全員検査して」
【クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の新型コロナウイルス集団感染は、8日も感染者が増え計64人となった。中国・武漢市で初めて邦人が死亡したこともあり、乗客からは「密閉された空間で武漢よりも感染が広まっているのでは。乗客乗員全員を検査してほしい」との声も上がった。】一部抜粋

感染拡大防止、水際対策として、クルーズ船の乗員乗客全員を検査すべきところを、
未だ一部への検査で済まそうとしている。
新型ウイルス 集団感染のクルーズ船 新たに数十人の検査進める

全員を検査して、これ以上の感染者が発覚しては困るからか?
それとも、医薬業界に(感染拡大で)より大きなビジネスチャン?を提供するためなのか??
それとも、日本の検査体制がお粗末?で、大人数の検査は 受け入れ不能なだけか?

中国の公式保健部は「空中を伝染する可能性があることを確認」?
しかし、加藤厚労大臣は無責任にも、「新型肺炎は空気感染しない」と断言。

正しく怖がり、正しく備えるのが、原発事故や新型ウイルス等 緊急事態への対処の鉄則と思うが・・
新型コロナの「エアロゾル感染」の可能性 中国政府が初めて認める

NHK日曜討論で加藤厚労大臣が「新型肺炎は空気感染しない」と断言 しかし視聴者からは不安の声

新型ウイルス 今週にも緊急対策取りまとめ 厚労相

新型ウイルスの死者813人、SARSを上回る 武漢で米国人患者死亡

武漢の60代男性が死亡 新型肺炎感染の疑い、日本人初

新型肺炎、米国人初の死者 60歳女性、武漢の病院で

 毎日新聞より
クルーズ船内の約100人が体調不良訴え 厚労省、ウイルス検査実施へ
【新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内に残っている乗客乗員百人程度が発熱などの体調不良を訴えていることが8日、関係者への取材で分かった。新たにウイルス検査対象となる方向。

 これとは別に、厚生労働省は、これまでに感染が判明した患者らに濃厚接触するなどした数十人の乗客乗員らの検査を行っていることも明らかにした。

 厚労省によると、8日正午現在、クルーズ船の乗客乗員3711人のうち71人は感染が確認されるなどしたために船外に出ており、3640人が船内に残っている。(共同)】

 TBSニュースより
クルーズ船で新たに乗客3人の感染確認
【新型コロナウイルスの集団感染が起きている大型クルーズ船で、新たに乗客3人の感染が確認されました。これで、クルーズ船での感染者は合わせて64人となりました。

 厚生労働省によりますと、横浜港に停泊している大型クルーズ船の乗客・乗員のうち、別の病気で救急搬送され船を下りた人や感染者の濃厚接触者で検査が遅れた人など6人について6日までにウイルス検査のため検体をとり、7日までに3人の感染が判明したということです。

 3人はいずれも乗客で、アメリカ人の70代の男性と60代の女性、中国人の30代女性で、7日までに医療機関に搬送されているということです。70代のアメリカ人の男性は脳梗塞のため6日に救急搬送され、60代の女性はその付き添いとして船を下りていました。

 また、中国人の30代女性は同室の人に症状があり、本来はクルーズ船が到着した3日に濃厚接触者として検査すべき対象でしたが、検査が遅れたということです。

 厚労省は、ウイルスの検査中でまだ結果が出ていない乗員・乗客が船内にいることも明らかにしました。】

 日本経済新聞より
クルーズ船で新たに3人感染確認 新型肺炎、計64人に

【厚生労働省は8日、新型コロナウイルスへの集団感染が発生し、横浜港に停泊していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに乗客3人の感染が確認されたと発表した。既に医療機関に搬送されている。同船の乗員乗客の感染確認は計64人になった。

同船は8日午前、横浜港を一時離れた。横浜市によると、真水精製などの作業のためで、9日午前には同港に戻る予定。

新たに陽性が確認されたのは米国籍の60代女性と70代男性、中国籍の30代女性の計3人。

同船の乗員乗客は約3700人。厚労省はこれまで発熱やせきがある人や、1月25日に香港で下船後に感染が確認された男性と濃厚接触した人の計273人を対象にウイルス検査を行い、7日に終了。61人の陽性が判明していた。

同省は今回、新たに6人に検査を実施。横浜到着後、持病の悪化などの事情で下船した人やその同行者、最初の検査で陽性と判明した人の濃厚接触者が対象で、3人が陽性だった。ほかに検査の結果が出ていない人が数人いるという。

厚労省は船内の乗客らに、感染防止の措置を始めた今月5日から数えて14日間船内にとどまってもらい、さらに発症者が出ないかを見極める方針を示していた。現時点でウイルス検査の対象をさらに広げたり、下船の時期を先延ばししたりする考えはないという。

乗員乗客は56カ国・地域の人々で高齢者や持病のある人も多いという。持病の薬が足りなくなったとの訴えもあり、乗客らが記入した必要な薬のリストを基に同省が船内に届ける取り組みを始めたが、十分に行き届いていないのが実情という。】