発熱の症状がある人273人を検査し、これまでに31人の結果が判明しこのうち10人がウイルスに感染。

現在ところ31人中10人がウイルスに感染、273人の検査終了で感染者が更に増える可能性。

今後14日間の観察期間中に、無症状の約3500人のウイルス検査も行われるものと思われる。



 NHKニュースWEBより
クルーズ船 ウイルス感染確認10人 神奈川県内の医療機関に搬送

【新型コロナウイルスに感染していた香港の男性が乗船し、横浜港沖に停泊しているクルーズ船で、発熱の症状がある人などのウイルス検査が行われ、これまでに31人の結果が判明しこのうち10人がウイルスに感染していたことが確認されました。厚生労働省によりますと、船内に残っている乗客や乗員については原則として14日間、客室などで待機してもらう方針だということです。

厚生労働省によりますと、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は3日夜から横浜港の大黒ふ頭の沖合に停泊し、船内で乗客と乗組員全員の合わせて3700人余りの検疫が行われています。

そして発熱やせきなどの症状があった120人と、症状がある人と濃厚接触した153人の合わせて273人から検体を採取して順次、ウイルス検査を実施しています。

これまでに31人分の結果が判明し、このうち10人がウイルスに感染していたことが確認されました。

船内では

クルーズ船の乗客の男性によりますと、船内では5日朝8時10分ごろアナウンスがあり、検査の結果、乗客・乗員のうち10人が陽性反応を示していることが説明されたほか、客室の中で待機するよう改めて指示があったということです。

そのうえで乗客・乗員は、原則14日間下船できないことや、食事についてはルームサービスですべての客室に配ると説明があったということです。

男性は「今後しばらくの間、下船できない可能性が出てきました。薬を確保するためトランクに詰めた荷物も確認しようと思います」と話していました。
80代の母親と乗船しているという女性は「下船できないので、母親の高血圧の薬がきれてしまい困っています。乗客には高齢者の方が多く、ほかにも同じように困っている人がいます。これからどうなるのでしょうか」と不安な様子で話していました。】一部抜粋